【プロが解説】飲食店必見!紅茶以外でメニューに入れるべきお茶はこれだ!
「お店のメニューに紅茶以外のお茶を入れたい!」ハーブティーを選ぶ時のポイントをお茶のプロが解説!
いよいよメニュー提案の最後、クライマックスの章に入ります。
前回・前々回では、紅茶とハーブティーをメニューに入れる際に考慮するポイントについて解説してきました。
今回の記事では、ブレンドハーブ・フレーバーティー、その他紅茶以外のオススメのお茶について、お茶のプロ目線での提案をお伝えできればと思います。
*これまでの記事もぜひ併せてご覧ください 🙂
独自性のあるメニューを入れるメリットについて解説!
オーソドックスなものを配置し終わった後、お店のメニューに色をつける自分のお店らしくするメニューをどう構築していくかについて、ご説明いたします。
間違えてはいけないのが、自分のお店らしさを演出することで自分が満足することではありません。来てくれたお客様(または来ようか迷っているお客様)にアピールする部分です。
そしてそれは食事のメニューでアピールするよりもずっと簡単です。
独自のメニューでお客様のあなたのお店への期待をアップさせ、売上に繋げましょう。
とはいっても、まず独自性のあるドリンクメニューを置いてあるところは、実はあまり多くはありません。もちろん最近は増えていますが、やはりお茶のメニューには限りがありますので、沢山種類を置けないと思っているのでしょう。
とても残念です。
なぜなら、それはチャンスを逃しているからです。
ほかではあまり見ないような、そのお店の独自のメニューを入れることは、リスクや労力をかけずに特色を出すチャンスです。
お茶の場合、入れ方はほぼ変わらない形で大丈夫ですし、食材に比べて価格も安い。さらに賞味期限もものすごく長いのでロスも少ないです。商品の説明はメニューに書いておけばよいので、店員さんの労力もかかりません。
このようにお茶は、お店のメニューに独自性を持たせるのにぴったりの利点がたくさん詰まっています。これを試してみない手はありません。
特色のあるハーブティー
弊社の取扱う商品の中から、いくつか特色のあるブレンドハーブティーの説明を致します。
どのお茶もそれぞれのハーブの良さを引きたてつつ、ハーブティーが苦手な方でも飲みやすい味になっている、葉楽おすすめのオリジナルブレンドです。
- レモンレモン
- ルイボスミント
- カモミールジンジャー
- アプリコットリーフ
- マリーアントワネット
- ローズヒップスウィート
- ピュアブルーマジック
- ベリールイボスバニラ
レモンレモン
こちらはすがすがしくさわやかな息吹を感じさせるブレンドハーブティーです。
レモングラス・ペパーミント・レモンの皮をブレンド。
クセがなく飲みやすいのもポイントが高いです。
リフレッシュしたい時、さっぱりしたい時におすすめです。
アイスにしても美味しくいただけます。
ルイボスミント
大人気のルイボスティーをブレンドに使いました。
特徴は、ルイボスの良い風味はそのままにさらに美味しく飲みやすくなっています。
レモングラスとペパーミントを少しだけブレンドすることによって、絶妙なバランスを作っています。
もちろんアイスティーにもぴったり。
さっぱりしたい時、いつもは紅茶を飲んでいるけれどあまりカフェインを取りたくない場合におすすめ。ルイボスのボディーのある風味が満たしてくれます。
デトックス効果があると言われたりしています。
カモミールジンジャー
有名ハーブナンバーワンのカモミールに、女性に人気の生姜をブレンドした商品です。
甘い風味と強すぎない生姜が特徴です。
ミルクにも合いますし、はちみつを入れるのもおすすめです。
ほっと一息リラックスしたい時に飲まれることが多いです。
アプリコットリーフ
アプリコットの甘い香りを着けたブレンドハーブです。
ローズヒップ・リンデンフラワー・レモンピールがブレンドされており、
香りに対して味がとてもマイルドなので、自然な感じで気負わず飲めるハーブティーです。
仕事の合間や休日のリラックスタイムに。
イライラが緩和されるとも言われています。
マリーアントワネット
ローズとラベンダーをブレンドした大人のハーブティーです。
美容に良いと言われています。
バラのエキゾチックな香りとラベンダーの強い香りが見事に合っています。
はちみつを入れるのもおすすめです。
ローズヒップスウィート
ジュース感覚で飲める大ベストセラーハーブです。
赤い色がきれいなローズヒップハイビスカスに、ストロベリーの香りと甘味ハーブのステビアで甘みをつけました。
ハーブの苦手な方でも飲めます。
ビタミン豊富で、疲労回復効果や美肌効果があると言われています。
ピュアブルーマジック
ご存知、青い色のハーブのバタフライピーをブレンドしています。
もちろんレモンや炭酸で色が紫に変わります。
見た目は派手ですが、風味は意外とオーソドックスなハーブティーです。
ローズマリーやレモングラスをブレンドしています。
抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できるとも言われています。
ベリールイボスバニラ
ルイボスティーにストロベリーの香りとバニラの香りを着けた、お菓子のような風味のブレンドハーブです。
フリーズドライのストロベリーもワンポイント。
とても香りがよく、お菓子との相性も抜群です。
ブレンドされている紅花は高血圧に良いとも言われています。
ハーブ以外にも人気のお茶をご紹介!
ここからは少し余談として、ハーブではありませんが、メニューのワンポイントとして人気のあるお茶をご紹介します。
ぜひメニュー作りの参考にしてみてください。
チャイ
チャイティーとは、インド発祥の飲み物で、甘く煮出したミルクティーのことを指します。
スパイスミルクティーとも呼ばれています。
日本では、数種類のスパイスを入れて、甘く煮出して飲むのが一般的です。
以前からあるのですが、昨今特に人気が高まっていますので、ぜひメニューに加えておきたい一品です。
ただのロイヤルミルクティーと比べて、香り高いスパイスが気持ちをリフレッシュ&リラックスさせてくれます。
寒い季節はホットがとても美味しいですし、アイスにしても美味しく飲めます。
甘みをつけるとより飲みやすくなります。
(弊社では3種類~のチャイブレンドを扱っております。)
はちみつゆず茶
韓国のジャムのような甘いお茶です。水やお湯に溶かして簡単につくれて、なかなか美味しいのが特徴です。(開封後は冷蔵庫保存です。)
ゆずの果肉も入っているので、食感も面白く、なにより簡単。スタッフ様の手を煩わせずに提供できるのは大きなメリットです。
他にハーブティーと混ぜたり、スウィーツに使ったりと使い道がいろいろあるのも嬉しいところです。他に、はちみつ生姜、花梨茶、なつめ茶、などのバージョンがございます。
工芸茶
工芸茶は中国茶の一種ですが、その見た目でおすすめしたいお茶です。
お湯を入れると親指大の茶葉が開いて、中からお花がでてくるダイナミックなお茶です。
かなり派手ですので目を引くこと請け合いですし、写真映えも抜群。
見た目の美しさを最大限楽しむため、ガラスの大きな器で提供するのがコツです。
(弊社では3種類の工芸茶を取り扱っております。)
まとめ
さて、今まで3回に渡って 基本紅茶、基本ハーブ、ブレンドハーブとその他についてお話をしてきました。
もちろん決まりがあるわけでは無いですし、お客様の層や地域性、お店のコンセプト的に違いは出てくるかと思います。
ですので、こちらはあくまで考えの基本として、今回の記事を参考にした上で、さらに皆様のお店にあわせて考えていただけると幸いです。
もしさらにお店の独自性を打ち出したいのであれば、一工夫をこらしてぜひこちらを更にアレンジしましょう。アレンジ案としては、簡単ですぐできるものですと、
- フルーツをのせる
- ジュースで割る
- ジャムを一緒に出す
- はちみつやメープルシロップを一緒に出す
など、いろいろ考えられます。ぜひ皆さんのメニュー作りの参考になさってください。
気になるお茶がございましたら、ぜひ葉楽まで!
今回の記事でご紹介させていただいた商品は、もちろん弊社で取り扱っております。
気になるものがございましたら、ぜひ一度サンプルをご依頼ください 😀
(一部ティーバッグになっていない商品もございます。ご了承くださいませ。)
*今回の記事の内容が気になった方は、こちらの動画もぜひ参考になさっていただければと思います 🙂