【プロが解説】ハーブティーを飲食店メニューに入れるときのポイントをプロ目線で考察!定番人気のハーブティーも紹介

【プロが解説】ハーブティーを飲食店メニューに入れるときのポイントをプロ目線で考察!定番人気のハーブティーも紹介

ハーブティーを飲食店のメニューに選ぶ時のポイントを、お茶のプロが解説!

さて、前回はメニューに入れておくべき紅茶のお話をさせて頂きました。今回は、いまやどこのカフェでも置いてあるハーブティーのメニューについてのお話です。

ハーブティーのメニューに関しても、紅茶と同様とりあえずオーソドックスなものは抑えておきたいところですね。
でも「オーソドックスなハーブってなに?」という質問があると思います。

実際、「ハーブ」として有名なものと「ハーブティー」として有名なものとは違う、という部分もありますし、また、有名だからといってメニューに加えた時に人気があるかどうかはまた別の話になります。

ここではもちろん「ハーブティー」として、のお話をさせていただきます。

*これまでの記事もぜひ併せてご覧ください 🙂 

まずは入れておきたい定番人気のハーブティーをご紹介!

まずはメニューに入れておきたい、オーソドックスな定番かつ人気のあるハーブティーをご紹介します。

カモミール

オーソドックスなハーブその1は、カモミール。

黄色のお花で甘ったるい香りのするド定番ハーブです。
ストレートでも美味しいですし、ミルクを入れても美味しく飲めます。
はちみつを入れるとより美味しくなります。
ぜひメニューに入れて欲しいハーブです。
効能としてはリラックス効果があると言われています。

レモングラス

次に2つめ、レモングラスがおすすめです。

レモングラスはアジア料理にもよく使われている緑の細長い葉のハーブなのですが、ハーブティーにしても美味しいです。
名前の通り少し柑橘っぽい風味のハーブで、風味で考えた場合は苦手な人がほぼいないと思えますので、カモミールよりも汎用性があるのではないでしょうか。
飲み方はストレートがおすすめです。
効能としてはリフレッシュ効果などが期待できるようです。

ペパーミント

3つめはペパーミントです。

ペパーミントはいろいろなところで使われている有名なハーブです。
緑色の葉で刺激のある風味が特徴で、口の中がさっぱりします。
少し高くても質の良いものの方が、雑味がないのでおすすめです。
飲み方はストレートがおすすめです。
効能としては、偏頭痛緩和、殺菌などがよくいわれます。

ローズヒップハイビスカス

4つめはローズヒップハイビスカス。

こちらはローズヒップだけですと、赤い色がでないので、あえてブレンドハイビスカスとのセットにしています。

ローズヒップは少し落ち着いた赤茶色の実で、ハイビスカスは赤い花を乾燥させたものです。水色(すいしょく)もきれいで透明感のある赤色なので、目を楽しませてくれます。
酸味のある味ですがバランスのよいブレンドでそれぞれの質がよければ、酸味の中にほのかに甘みを感じるかもしれません。

こちらは要注意なのですが、ミルクを入れてはいけません。化学反応で見た目も汚くなり、食感も変な感じになってしまいます。
↓ミルクを入れて分離してしまった状態
ローズヒップハイビスカスティーに牛乳をいれるところ
分離していくようす

ブログ記事とYouTube動画でも詳しく解説しております ↓


ミルクとの相性は良くありませんが、はちみつ等を入れるととても飲みやすくなるため、おすすめです。
効能はローズヒップにはビタミンABCEPが入っていると言われ、特にビタミンCはレモンの20倍とも。おかげで肌にとても良さそうです。ハイビスカスにもビタミンCが入っております。他にクエン酸効果で疲労回復にもよいそうです。

目の疲れにも効くようなので、お仕事の最中にも効果的ですね。
酸っぱい酸味は眠気覚ましにも良いかもしれません。

ローズ

5つ目はローズ。いわゆるバラ、ですね。

艶やかな香りのローズティーは女性に大人気です。
赤いバラのはなびらは見た目にも美しいですし、
ちょっと大人向けの風味のハーブティーのイメージです。

こちらのハーブティーもストレートがおすすめです。
もちろんはちみつを入れるとより飲みやすくなります。
効能としては各種美容に良さそうです。

ルイボス

いよいよ最後、6つめは最近とても人気がでているルイボスティーです。

茶色の葉のハーブで、主に南アフリカ産です。
通常のハーブと違って、紅茶のように発酵させる工程があります。
そのせいか、味にボディがありしっかりした飲み心地のハーブティーです。(グリーンルイボスは別)
普段お茶を飲んでいる方が、カフェインをとりたくない状態の時に飲むことが多いのはそのへんに理由があるのかもしれませんね。

飲み方はストレートが多いですが、意外と濃い目にいれてミルクティーにしてもなかなかいけます。
はちみつを入れるのももちろんOK。
デトックス効果があるといわれています。

人気のハーブ=「ハーブティーにしても人気」ではない理由

さて、ここでひとつ、有名なハーブでも単体メニューとしてはあまりオススメしていないハーブをの話を差し込んでおきたいと思います。

*あくまで比較の話であり、経験則の話ですのでそのお店のコンセプトやお客様の層によっては全く当てはまらない場合もありますのでご了承ください。

1,ラベンダー

こちらもだれでも知っている有名ハーブです。
お店によっておいてある所もあるのでお店さん次第なのですが、こちらは香りが強すぎてなかなか注文する人が少ないというイメージがあります。

もちろん良くハーブを知っていたり、ハーブ自体にあまり抵抗のない人にとっては全く問題ありません。

いろいろな芳香剤に使われていることもあって(トイレなど)それをイメージしやすくなっていることもありますね。ただ他のハーブとのブレンドに使ったり、他の飲料のワンポイントの風味付けに使うと、とても良い効果を発揮したりもします。

2,レモンバーム

こちらも良く名前を聞くハーブです。
ちなみにレモンと名がつくハーブが他にもいくつかありますして、有名なところで レモングラス、レモンバーベナ(別名ベルベーヌ)、レモンマートル、レモンピール等。
レモンピールはレモンそのものの皮です。

レモンバームは良くも悪くもいわゆるハーブティーという感じのハーブで、万人に美味しさがわかるような気がしません。

メニューに入れること自体には全く問題ございません。ただ少ない枠だった場合にあえていれなくてもよいかもしれませんよ、という提案です。

*マロウブルー 

こちらも3つの理由でとても有名なハーブです。
1つ目は青い色が出るということ。
今でこそ使いやすく色が安定するバタフライピーにそのお株を奪われていますが、当時は青い色を出すにはこのハーブのみでした。
2つ目はレモンを入れるとピンクに色が変わるところです。(こちらもバタフライピーと同じです。)
3つ目はモナコ王妃になった女優のグレース・ケリーが好きだったハーブということです。

実は弊社葉楽には4つめがございます。 
それはサンプル依頼数No.1かつ、2回めの注文がこないお茶No.1(!)ということです。
なぜかというと、皆様がきれいな青色を求めているのに、安定度が微妙でなおかつ風味はこれと言って特色がそれほど無いことが原因だと分析しています。
マロウブルーはバタフライピーに比べて青色が持続しないため、淹れてすぐの水色(すいしょく)はきれいなブルーですが、数秒でくすんだ色に変化してしまいます。

ブログ記事とYouTube動画でも詳しく解説しております ↓


以上、小話でした。

まとめ

ペパーミントティーとりあえず今回はオーソドックスなものをご紹介してみました。

これら全部ではなくても2種類くらいはおさえておきたいですね。

次回は、いよいよメニューに彩りをそえるブレンドハーブ、ブレンドフレーバーハーブのオススメをご紹介したいと思います。

*今回の記事の内容が気になった方は、こちらの動画もぜひ参考になさっていただければと思います。

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