「チャイティーってどんな茶葉を使っている紅茶なんだろう？」
「チャイティーのチャイって葉っぱの名前かな？」
「おいしいチャイティーの作り方を知りたい」

チャイティーって聞いたことあるけど、結局どんなお茶なんだろうという疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。甘いミルクティというイメージはあるものの、元になっている茶葉まで知らないというお声もよく聞きます。

また、チャイティーの淹れ方をしっかり知らない方もいますよね。実はチャイティーは、茶葉やスパイスを意識することで、自宅でも十分楽しめます。もちろん、飲食店でもこだわりの味を提供することが出来ますよ！

この記事では

• チャイティーの概要
• チャイティーの茶葉
• チャイティーの作り方

などを解説しています。チャイティーに興味があるという方はぜひ最後までご覧ください！

チャイティーの概要をわかりやすく解説

チャイティーとは、インド発祥の飲み物で、甘く煮出したミルクティーのことを指します。

チャイという種類の紅茶はなく、さまざまな茶葉を使用します。
チャイティーは飲まれる国によって違いますが、ミルクとお砂糖だけのものや、数種類のスパイスを入れるものもあります。日本では、数種類のスパイスを入れて、甘く煮出して飲むのが一般的です。

基本的に、チャイティーはミルクティーよりも多くの牛乳を使います。ミルクティーは紅茶をお湯で溶かすのに対し、チャイティーは基本的にミルクで茶を煮出するのが特徴です。

チャイティーは入っているスパイスによって、体を温める効果や消化を助ける効果があります。実は、このスパイスの種類や量にも決まりはありません！そのため、アレンジ次第で、オリジナルの味わいを出せるのがチャイティーの魅力ですね。

このように、チャイティーに正確なレシピはなく、茶葉の種類やスパイスなどを自分好みに調節できます。ここからチャイティーのレシピや選び方を紹介するので、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。

チャイティーの代表的な茶葉3種類

チャイティーは、決まった茶葉ではなく、お好みの茶葉で作れると先ほど紹介しました。
特に人気の3種類の茶葉を紹介します。

1. アッサム
2. セイロン
3. ケニア

1.アッサム

アッサムとは、インドのアッサム地方で収穫されるお茶のことを指します。

コクのある味が特徴の紅茶です。渋みはありますが、チャイとして飲んだときに口に残るようなものではありません。

ミルク負けしない強い味とコクがあるので、ミルクティーやチャイティーによく使われます。

2.セイロン

セイロンとは、スリランカ産の紅茶のことを指します。

• ヌワラエリア
• ウバ
• ディンブラ
• キャンディ
• ルフナ
• サバラガムワ
• ウダプセラワ

がセイロンティーの7大産地です。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

セイロンは、クセが少なく、誰でも飲みやすいのが特徴。短時間でミルクに負けない濃い味が出せます。また、熱にも強く、煮出しても風味が落ちにくいです。

しっかり香りが残るので、チャイにしたときも負けません。紅茶の良い香りが生きるのも特徴です。

なお、7大産地のうち「ウバ」だけは、かなりクセがあります。ウバは世界三大紅茶の一つで、刺激のある香りを持つので、ジンジャークッキーなどによく合います。

3.ケニア

ケニア産の紅茶は基本的にアッサムの交配種です。歴史は浅い産地で、アッサムやセイロンと比べると知名度で劣りますが、リーズナブルな価格で購入できます。

マイルドで若々しい風味で、味の濃いチャイティーに仕上がります。すっきりした風味とフレッシュな香り、クセのないのが特徴です。渋みはありますが飲みやすく、オーソドックスな紅茶なので、ミルクティーにもアレンジ可能です。

チャイティーに入る代表的なスパイス5選

チャイティーは、煮出したミルクティーにスパイスを入れるのが一般的です。どのスパイスを入れるかによってチャイティーの味や風味は変わります。

スパイスごとの特徴や効能をまとめているので、ご確認ください。

1. シナモン
2. カルダモン　
3. ジンジャー　
4. クローブ　
5. ナツメグ

1.シナモン

シナモンを入れると、チャイティーに甘くてふんわりした香りが追加されます。よくスイーツに使用されますが、チャイティーにも相性抜群です。

甘いイメージが強いシナモンですが、体への効果もたくさんあります。具体的には、

• 消化促進
• 血糖調整
• 血行促進

などの作用が期待できます。

2.カルダモン

カルダモンは、上質な香りが特徴です。「香りの王様」や「スパイスの女王」と呼ばれることがあるほど。カルダモンを入れると、スーッとした香りがチャイティーに追加されます。甘くエキゾチックな味で高級感もありますよ！

解毒作用や健胃作用があり、消化を助けてくれます。

3.ジンジャー

ジンジャーはチャイティーに辛みとスッキリとした後味を追加してくれます。

体を温めてくれる作用があり、寒い冬にホットチャイティーをいれるときに、ぜひ入れたいスパイスです。

4.クローブ

クローブは甘く濃厚な香りとスパイシーな風味が特徴です。スパイシーなチャイティーが飲みたいという方は多めに入れてみましょう。
しかし、味が強く、好き嫌いが分かれる味でもあります。他のスパイスとバランスを考えるのが美味しく楽しむポイント。

鎮痛作用や消化促進作用があります。

5.ナツメグ

エキゾチックな香りと刺激的でスパイシーな風味が特徴です。食事にもよく使用されますが、紅茶にもぴったりです。ナツメグを追加すると、より本場のチャイティーに近づきます。

シナモンやグローブとの相性もいいので、ぜひ一緒に入れてみましょう。

鎮痛効果や抗肥満効果があります。

茶葉から煮出す美味しいチャイティーの作り方3選

チャイティーはおうちで作ることも可能です。レシピを紹介しますので参考にしてください。スパイスの調合を変えて、自分好みのチャイティーを作るものおすすめです。

1. スパイシーなレシピ
2. 濃厚なレシピ
3. 作り置きでも美味しいレシピ

と3種類紹介するので、ぜひお試しください！

1.スパイシーなレシピ

茶葉（アッサム）	5ｇ
シナモン（スティック）	半分
クローブ	2粒
カルダモン	2粒
黒胡椒	2粒
ジンジャー	2片
水	200ml
牛乳	200ml
きび砂糖	10g

1. スパイスを砕きます。ジンジャーは繊維を断ち切るようにスライスします。
2. 鍋に、茶葉、スパイス、水を入れて中火にかけます。沸騰後は弱火にして1~2分煮出します。
3. 牛乳と砂糖を入れ、弱火で4分煮込みます。完成。

2.濃厚なレシピ

茶葉（アッサム）	5g
ジンジャー	半欠け
水	100ml
牛乳	300ml

1. 鍋に水を沸騰させ、茶葉を入れ、1分ほど煮出します。
2. 牛乳を入れ、弱火にかけます。
3. 生姜を入れ、少し火にかけ、完成。

3.作り置きでも美味しいレシピ

お湯	350ml
カルダモン	3粒
クローブ	3粒
シナモン	2本（スティック）
アッサム（ティーパック）	3個
牛乳	お好み

1. カルダモン・グローブを割ります。
2. お湯を沸かし、スパイス（カルダモン・クローブ・シナモン）を入れます。
3. 沸騰させ、5分煮込みます。
4. ティーパックを入れ、30秒煮出します。
5. 火を止めて、蓋をし、20~30分放置しましょう。
6. お好みで牛乳で割って完成です。

【間違えない】チャイティーを選ぶときの4つポイント

チャイティーは市販でも多くの種類が販売されています。違いや選ぶポイントが分からないと迷ってしまいますよね。

チャイティーを選ぶとき、ポイントとなるのは以下の4つです。

1. 茶葉の種類
2. スパイス
3. 茶葉のタイプ
4. 使っている砂糖

1.茶葉の種類

チャイティーは茶葉の種類によって味が変わります。
先程紹介したとおり、チャイティーで人気なのはこちらの3種類。どれもミルクに負けない味を持っています。特徴を簡単にまとめました。

	産地	味・風味
アッサム	インド	コクのある味と芳醇な香り クセや渋みが少なく飲みやすい
セイロン	スリランカ	クセが少なく、飲みやすい
ケニア	ケニア	スッキリした味・フレッシュな香り クセが少なく、飲みやすい

2.スパイス

チャイティーのスパイシーな部分を引き出します。スパイスを入れなくても十分おいしいですが、入れるとチャイティー独特のエキゾチックな風味を楽しめます。

種類が多く、量もさまざまなので、お好みのスパイス調合を探してみましょう。
特に人気の5種類と、その風味をまとめました。

シナモン	濃厚な甘み
カルダモン	上質な香り
ジンジャー	辛みとすっきりした後味
クローブ	スパイシーな風味
ナツメグ	コクある味わい

3.茶葉のタイプ

チャイティーの茶葉のタイプは大きく分けて3つあります。どの茶葉のタイプにするかで手軽さと風味が変化します。タイプをそれぞれのメリット・デメリットをまとめたので参考にしてください。

茶葉のタイプ	メリット	デメリット
リーフ	風味が豊か 調節できる	茶こしが必要
ティーパック	量を測らなくていい 茶こしがいらない	量を調整できない
インスタント	手軽	お茶の風味が弱い

4.使っている砂糖

チャイティーを選ぶ際に、意外と見落としがちなのが使用している砂糖です。風味に大きく影響するので、気にしてみましょう。

基本的に、砂糖を追加するとチャイティーにコクが出ます。種類は、茶葉の風味を損ねないグラニュー糖がおすすめ。はちみつや黒糖を追加する際は、風味も変化します。

業務用のチャイティーをお探しなら葉楽にお任せください

業務用チャイティーでお悩みの方はぜひ葉楽にご相談ください。
葉楽は3つの点で自信をもっています。

1. 本格的なチャイティー
2. サンプルが取り寄せ可能
3. 高品質

1.本格的なチャイティー

葉楽は3種類のチャイティーを取り扱っています。

一つ紹介すると、カルダモン・シナモン・ジンジャーがブレンドされており、本格的な味わいをお届けする「マサラチャイティー」。アッサムの茶葉を使用しているので、牛乳に負けないコクあるチャイティーです。

また、手間が気になる方に向け、インスタントもご用意しています。紅茶はスプレードライ製法を採用し、粉末は本物のスパイスを調合しました。そのため、インスタントながら香り高く仕上がっております。

余談ですが、現在の3種類の商品を生むまで、葉楽では試作に試作を重ねました！入れるスパイスや分量を細かく調整した結果、結局はオーソドックスなものが一番美味しいという結論に！
こだわりのチャイをぜひ一度お試しください！

2.サンプルが取り寄せ可能

葉楽では、250種類の茶葉を常に扱っています。茶葉は種類が多くて、迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

葉楽は初回、1580円（税込)で20種類のサンプルをご注文いただけます。初回サンプルには、葉楽の種類、価格などの詳細情報を記した情報と、追加10種類のサンプルを無料でお試しいただける券が同封されています。

葉楽の商品情報と、実物を見て契約商品をお選びになってはいかがでしょうか。茶葉の品質に自信を持っているため、ぜひ味を確認してからお取引できれば幸いです。

3.高品質

葉楽は、世界中にお茶を卸しています。その知識やノウハウを活かして、店舗様が安心してお使いいただけるような、品質にこだわった茶葉を提供しています。20年間の施行から編み出した、オリジナルの商品も用意しております。

小ロットから大ロットまで幅広く対応できますので、チャイティーでお悩みの際は葉楽にご相談ください。