【プロが解説】おいしい紅茶のいれ方6ステップ!重要なポイントは3つだけ【手軽にできる】

【プロが解説】おいしい紅茶のいれ方6ステップ!重要なポイントは3つだけ【手軽にできる】

「おいしい紅茶を淹れるには、手間がかなりかかるんでしょ?」と思っている方も多いのではないでしょうか?なかには、

なんて飲み方をする方もいるかもしれません。もちろんすべて美味しい方法ではないのですが、こんな手段を選ぶのは簡単ないれ方を知らないからかな、と思います。

また、「きちんと入れられているとは思うけど、確認したことはないので不安だ」という心配症の方もいらっしゃるでしょう。紅茶の本などを読んで美味しくいれる方法を学んでも、そのまま真似していいのか疑問もありますよね。ティーポットや茶器が異なれば、どこまで参考にしていいのかわからないという気持ちもあるでしょう。

そこでこの記事では、紅茶に携わって20年を超える私が、簡単でおいしい紅茶の淹れ方を紹介します。実は重要なポイントは3つだけなんです!

  1. 茶葉の量
  2. 湯量
  3. 蒸らし時間

この記事では、プラスアルファの部分も紹介します。とはいえ、絶対に押さえなければいけないのは上記3つだけなので、気軽にお読みください。

じつは紅茶は手軽に美味しく淹れられるので、ぜひ参考にしてくださいね。

今回の内容はYouTube動画もございますので、そちらもぜひご覧ください 😀 ↓

 

おいしい紅茶を入れるのに必要なもの

まずは紅茶を淹れるのに必要なものを紹介します。

  1. 茶葉
  2. ポット
  3. カップ

について簡単にお伝えします。

1. 茶葉

さて皆さんは良い茶葉と言われてどんなものを想像しますか?
高級!新鮮!有名なブランド!生産者さんが丁寧に作っている!など、が挙げられると思います。

お茶のプロの答えは、、、「自分が美味しいと感じる茶葉がよい茶葉」です。 

安くて、古くて、誰も知らなくて、茶農家さんが適当に作っていて、直射日光がバリバリあたっていてもあなた一人が美味しければ、それはあなたにとっての良い茶葉なのです。世界であなた以外がまずいと言っても好きなものは好きでいいんです!

でも、それでは身も蓋もないので一般的な事をご説明しますね。

基本的に美味しい茶葉の条件は以下の通り。

  1. 生産者さんが丁寧に作っている
  2. 新鮮
  3. 保存状態が良い

まず生産者さんが丁寧に作っていると良い茶葉になる可能性が高いです。これは何となくイメージできるかと思います。

茶葉は新鮮な方が美味しいことが多いです。時間が立つと香りが飛んでしまうので、差が出てきます。とはいえ、しっかり保管されていれば、少し年月が経たあとでもかなり美味しい状態を保てます。

ただし、例外もあります。お茶によっては、作成後半年くらい寝かせた方が味が安定する場合も。ビンテージワインのように、30年経ってからが味の良さがでてくるプアール茶などの茶葉もありますね。

また、保存状態も大切です。直射日光や湿気を避けて置きましょう。

 

逆に、美味しさに影響するとは限らないのが以下の2つ。

  1. 値段
  2. ブランド

値段に関しては高ければいいとも言い切れません。購入するスケールや輸送条件なども価格に影響するからです。ただ、安いお茶を高く売ることは可能ですが、高いお茶を安く売ることは難しいというのは確実ですね。

ブランドも同様です。最低品質が担保されているのでハズレがなく、茶にふれる最初の段階としては良い紅茶だと思います。ただし、20年くらいまえからは、正直有名ブランドの紅茶より美味しくてリーズナブルな紅茶も多くなってきました。

つまり、作りかけの茶葉や、とんでもない悪条件にさられているお茶以外であればどのお茶も、それなりに良い茶葉です。好みのものを選びましょう。

2.水

「水」これは意外に見逃されやすい重要な部分です。結論から言いますと、新鮮な水道水+浄水器で良いとおもいます。

ほんとに?と思われる方もいらっしゃると思うのですが、新鮮な水道水は空気が沢山含まれていて、紅茶に適しています。
ただし、カルキ臭を抜くために浄水器をぜひ使いましょう!ちなみに、沸騰させることでカルキ臭はさらに軽減させられます。

もちろん、そのままでとても美味しいお水が飲める幸せな地域の方はそのままでOKです。

なお、ミネラルウォーターを使う場合は、硬水と軟水を好みで選んでください。ただし、あまりに硬いお水は選ばないほうが良いかもしれません。以前、コント◯◯クスで中国緑茶(良いもの)を飲んだとき、見た目も風味もひどかったのを思いだします。
ちなみに、ミルクティーの本場であるイギリスは硬水ですので、ミルクティー好きは少し硬めのものがよいかもしれません

3.ポット

紅茶用ならば、丸い形がベストです。300~400ccのポットが使いやすくてよいと思います。

海外の有名ブランドは結構容量が多いものもあります。なかなかその量で入れることは少ないですし、手頃な容量のポットがおすすめです。

いろいろな種類のものを使うより、同じものを使った方が経験が増えて、感覚的に美味しくいれやすくなります。

4. カップ

白っぽいとお茶の色がよく分かるのでおすすめです。けして透明や柄物が悪いわけではありません。

なお、持ち手は必須ではありませんが、付いていたほうが便利ですね。持ち手が付いていないと、直接本体に触るので熱かったり、うまく持てず落としてしまったりすることがあるためです。

あとは熱伝導率が低い方が冷めにくいので、磁器やガラス、厚みのある陶器がおすすめです。

おいしい紅茶のいれ方基本の6ステップ

では次にいよいよ実践編として、おいしい紅茶のいれ方基本の6ステップをお伝えします。

6個も?と思われた方、ご安心ください。
お茶を入れる時にだれでもやっている動作に、ほんのワンポイントを加えるだけです。

1.お湯を沸かす
2.ポットを温める
3.ポットに茶葉を入れる
4.ポットにお湯を注ぐ
5.茶葉を蒸らす
6.紅茶をカップに注ぐ

Step1 お湯を沸かす

温度は100℃(沸騰したお湯)が一番良いと考えて下さい。

やかんでお湯を沸かす場合は、沸騰した音がなったり明らかにボコボコと音が変わった時が100℃の目安です。できれば沸騰したてよりも、沸騰後10秒以上あとの方がお湯のボコボコ具合が落ち着くのでベター。

お湯のサーバーやエスプレッソマシーン、保温ポットの場合は、温度設定がされていると思います。その場合も100℃がベストですが、90℃あれば、まあよし、とします。

Step2 ポットやカップを温める

お湯を注ぐ前にポットやカップを温めた方がよい、と聞いた事がある人も多いかと思います。これは、熱湯を別の器に注ぐと熱が10℃下がるから。せっかく沸騰したお湯もポットに移しただけで、90度になってしまいます。

ティーポットで数分蒸らして、少し温度が低くなった紅茶をカップに注ぐと更にお湯の温度が下がってしまう、という風にイメージしてみてください。

ちょっとめんどくさそうだな、と思った方に向けて、面倒くさがりな私がやっている手軽な方法を2つ紹介します。

<方法1>
沸騰するちょっと前のお湯をポット一杯に入れます。そして、沸騰したお湯をポットに注ぐ前に(もちろん茶葉も入れる前に)それらのお湯をカップに分け入れます。

お湯を多めに沸かせる人は、この方法がおすすめです。

<方法2>
カップ一杯分の量をティーポットにいれます。その後、それをカップ1に入れる。そしてそれをカップ2にいれる。というふうに使いまわします。

お湯を沢山沸かすと時間がかかるので最小限度の量にしたい、そんなに沢山沸かさないという人のための方法です。

 

特に冬などは、全然やらない時と比べるとかなり違います。
やらないよりやった方が良いので、10秒でも20秒でもぜひ温めることをしてみましょう。

そして、効率よく暖め、茶葉をその中に間違っていれないようにするために、お湯をいれて温めている間は蓋をして置きましょう。(蓋がしてあるときは、お湯が入っているという印になります。)

Step3 ポットに茶葉をいれる

ポットを温めるためにいれたお湯は忘れずに捨てましょう。

その後、空のポットに茶葉をいれます。お湯に浮いてしまうので、まず茶葉が先です。

入れる茶葉の量は、ティーカップ1杯(150-180cc)あたり2~3gが目安。できれば0.1g単位の計量器を使って下さい。1g単位だと振り幅が大きすぎます。

よく「ティースプーン何杯」という表記を見かけますが、これは正直最初は難しいです。なぜなら、ティースプーンの形が一定ではないですし、どの部分まで盛り上げるか、というのも分かりくいからです。

計量器はどうしても難しい、という場合は、ティースプーン一杯普通盛りをベースに、カップ1杯分と考えて置きましょう。
細かい茶葉は少し少なめ、大きい茶葉は少し多めに考えてみて下さい。

ティースプーンを使う場合は、味見がとても重要です。その時の味が濃い、薄いで次回の量がかなり正確に把握できますよ。(同じスプーンを使ってくださいね)

とはいえ、そこまで神経質になる必要はありません。多少お湯の量が違っても、少し茶葉の量が違っても、蒸らし時間を少しこえてしまっても、紅茶は意外と自分で勝手に美味しく抽出されてくれます。

その点、ティーバッグは量が決まっているので楽です。内容量(ティーバッグに入っているg数)に合わせて入れるお湯の量を調整して下さい。  

Step4 ポットにお湯を注ぐ

いれてある茶葉が広がるように、少し勢いよく注ぎます。勢いが強すぎると、お湯が跳ねて熱いので注意。

ティーバッグの場合は、タグ(糸がついている持ちての部分)をカップやポット等、器の持ち手の部分に絡ませるとよいです。お湯を注ぐ際に誤って中にタグが入るのを防げます。

Step5 茶葉を蒸らす

蒸らし時間は、以下をベースとして使って下さい。

この時間はベストではないかも知れません。
でも一旦とりあえずの基準だと割り切って考え、その結果をもとに自分なりの調整をしましょう。
葉のサイズは当然その間もあるので、微調整が必要です。

蒸らし時間が大幅にずれた場合は、短すぎると本来の味がでず、長すぎると雑味がでて濃くなりすぎます。

ちなみに一度しっかり蒸らした茶葉は、抜け殻です。お湯を継ぎ足して2杯目を飲んだりはしません。
一番の力を振り絞って最高の味をだしてくれた茶葉から更に搾り取ることはやめて、そのまま捨ててあげてください。

Step6 紅茶をカップに注ぐ

ラストです。
カップの7~8割までお茶を注いで、おしまいです。笑。

さあ美味しい紅茶を飲みましょう。難しい部分はなく紅茶を入れることができましたね!

おいしい紅茶を飲むならやってはいけない4つ+αのポイント

ここでは、おいしい紅茶を読むためにやってはいけないポイントを4つ紹介します。

  1. 保存している紅茶を空気に晒しておく
  2. 茶葉量、湯量、蒸らし時間、を大きく間違える
  3. お湯の温度が低すぎる
  4. 電気式などで継続的に保温する

+α 最初のひと口を意識しないで飲む

やってはいけないその1 保存している紅茶を空気に晒しておく

保存している紅茶を空気に晒しておくと、香りが少しずつ飛んでいきます。

また特に日本では湿気が入り込み、茶葉を悪い状態にしてしまいます。気を付けましょう。

やってはいけないその2 茶葉量、湯量、蒸らし時間を大きく間違える

お茶の美味しい入れ方のポイントは、前に触れた通り、3つのバランス。

これらが大きく狂ってしまうと、味が落ちます。

とはいえ、そこまで神経質になる必要はありません。お茶は自らで頑張って美味しく抽出されてくれますし、あとから少し調整することもできます。 
 
例えば、もし茶葉を多めに入れてしまったら、湯量を少し多めにする。または蒸らし時間を少し少なめにする、等で他の部分で少し調整することによって、本来の味には届かなくても、美味しいお茶に近づけることが可能です。

やってはいけないその3 お湯の温度が低い

いれたお湯の温度が低いとなかなか大変です。場合によってはお茶が美味しく抽出されずに、茶葉が無駄になってしまいます。

お湯をいれた瞬間に気づいたら、抽出が始まる前にすぐお湯を捨てて、その後熱湯でいれましょう。

やってはいけないその4 電気式などで継続的に保温する

紅茶を抽出した後、温かいまま保存するために使う容器としては、コーヒーメーカーのような電気で保温をするタイプの器具はオススメしません。風味が飛んでしまいます。

代替え品としては、魔法瓶タイプのポットのようなものが良いですが、ステンレスポットでもOK。
あとは、昔ながらのティーコジーと呼ばれる布製のポットカバーがおしゃれです。

*コジーレディーと呼ばれる、ティーコジーの上の部分に陶器の女性の人形を付けたものがあります。コレクターズアイテムとしても人気ですよ!

できればやってはいけない+α  最初のひと口を意識しないで飲む

これはやってはいけない というよりも私のお願いに近いです。

お茶への敬意とせっかくがんばっていれた自分への評価です。最初にひと口だけでも集中して風味を感じましょう。最初のひと口を飲む前、飲んだ後にかるく深呼吸するだけでも違います。

お茶は面白いもので、人とコミュニケーションをとります。じぶんがそのお茶に興味をもってあげると、それに答えてくれます。
「自分はこんなお茶でこんな風味ですよー!どうですか?」という感じです。

普通に何の意識もせずに飲むと、向こうも特にアピールしません。ときどき自己主張の強いのもおりますが…。時間がない方は、最初の一口だけでもお茶に向き合ってみるのはいかがでしょうか?

そのほかの紅茶のいれ方のポイント

ここまで、ホットティーの基本的な淹れ方を解説してきました。ここからは応用編!

の淹れ方も簡単にご説明します。

アイスティー

アイスティーを入れる時にイメージするポイントは2つです。

  1. 総量は同じにするため、濃い目に抽出したあと氷で薄める
  2. 濃さは茶葉の分量で調整し、蒸らし時間を増やさない

具体的な分量こみで説明しますね。

例えば、氷入りの200ccのアイスティーを作るとした場合は、以下のようになります。

【材料】
3gの紅茶、100ccの熱湯、150gの氷

【作り方】

  1. まず3gの紅茶を熱湯100ccで3分蒸らします。
  2. 氷が100g入ったグラスに注ぎます。
    その際、氷に当てながら注ぐのが良いです。70ccくらいの適当な量の氷がとけ、80gくらいの氷が残ります。


ミルクティー(
ロイヤルミルクティーとチャイ含む)

実はロイヤルミルクティーというものの基準はございません。さらにいうとチャイは茶葉と牛乳を煮込むと、スパイスを入れなくてもチャイです。

わかりやすいように、ここではあえて以下のようにカテゴリー分けします。

ミルクティー 紅茶メイン ミルクを少し入れる。
ロイヤルミルクティー ミルク50%以上。
チャイ 茶葉と牛乳を煮込む。
*上記はあくまでここでの区分けです。

業務用等で茶葉を濃く抽出したもの牛乳と混ぜているチャイもございますが、それはそれで全く問題ないですし、間違った言い回しでもありません。

ミルクティー

まずミルクティーに向いている茶葉ですが、

などがあります。


基本の淹れ方で紅茶をつくった後に、ミルクをいれます。
ミルクを入れる分量は特に決められていません。
好きなだけ入れて下さい。

ちあみに、イギリスでは、長年ミルクを先に入れるか後かで論戦されてきました。結果ニュースでも有名になりましたが、ミルクを先に入れる派が勝利しました。

ただし、まあこれは公式の事実というよりも、イギリス特有のユーモアであると捉えるのがよいかもしれません。
ある程度どうでも良いことに全力で意見を戦わせていますよね。)

ですので、これが正しいんだ!と偉そうに主張すると、少し気まずくなるので気をつけましょう。
そもそも正しい知識だとしてもそれを偉そうにしたり、間違った事をいってしまった人を嘲笑したりする風潮はよくないですよね。

あなたは、先派か後派か。
自分でどちらが好みか試してみて下さい。

なお、ミルクティー向きの茶葉は別記事で詳しく説明しています。
関連記事:準備中

ロイヤルミルクティー

そして最近大人気のロイヤルミルクティー。前述した通り、ロイヤルミルクティーには実はしっかりした定義はありません。

ここでは日本でイメージされている味ということでご説明します。
乱暴な言い方ですが、ミルク多めの紅茶!という事です。笑

おおよそ全体の50%以上をミルクにすれば、ミルクっぽさもしっかり感じられます。

例えば、ティーカップ一杯分くらいの大きさ(180cc程度)を作りたい場合のレシピは以下の通り。

  1. 茶葉4g位を100ccの熱湯で約3分蒸らします。
  2. 茶葉を取り除き、温めた牛乳を90ccくらい入れてできあがりです。

茶葉に多少湯を吸われてしまいますので、ミルクの量で調整します。冷たい牛乳を加えた場合は、スチーマーで温めるかレンジで軽く温めると美味しく飲めますよ!

チャイ

チャイは、茶葉を牛乳で煮込んだものを言います。実は、スパイスがはいっていなくてもチャイと呼ぶんですよね!
*トルコ付近のチャイは、ストレートティーに砂糖を多めに入れて飲む形ですが、それについて今回は割愛します。

基本の淹れ方は以下の通り。

  1. スパイスを砕きます。
  2. 鍋に、茶葉、スパイス、水を入れて中火にかけます。沸騰後は弱火にして1~2分煮出します。
  3. 牛乳と砂糖を入れ、弱火で4分煮込みます。完成。

基本のレシピは紹介しましたが、わざわざ茶葉を煮込むのはめんどくさいですよね。そのため、茶葉を濃いめの味に抽出して、牛乳を混ぜることも多いです。大事なのはあまり面倒ではない方法で最大限美味しく作ったお茶を飲み、素敵な時間を作ることなのですから。

ただ、牛乳で蒸らすのはNGです。なぜならば、牛乳がお茶を抽出するのを抑え込んでしまうから。
煮出して初めて、抑え込んでいる牛乳の力を破ってお茶の風味を出せます。そのため、煮る手間が気になる場合は、お湯で先に抽出してください。

スパイスを煮込むのが面倒な場合は、上からパウダーを振りかけても良いです。煮出すより味は落ちますが、チャイの場合はシロップより風味が出ます。(ほかのお茶では全然ありですよ!)

甘さを付けるのは、砂糖が最強。クセがないので、お茶やスパイスの風味を邪魔しないからです。
メープルシロップやはちみつは風味があるので、使い方を少し考える必要があります。ただ、逆にその風味がプラスアルファの美味しさを引き出してくれる事もあるので、いろいろ試してみる価値はあります。

チャイティーの茶葉の解説と美味しいいれ方はこちらの記事で特集しています。
関連記事:チャイティー 茶葉(準備中)

ティーバッグ

ティーバッグの場合は茶葉の量が決まっているので、湯量と蒸らし時間を守れば美味しく淹れられます。

ちなみに、ティーバッグはイマイチ、と考えている方がいらっしゃいますが、結論から言うと、そんな事はありません。
同じ茶葉を使っていれば味もほぼ同じです。

ではなぜそのようなイメージが付いたのでしょうか。以下の3つが原因ではないかと思います。

  1. 昔のティーバッグは細かい茶葉しか入らなかったので、使用できる種類やグレードが限られていた
  2. スーパー等で一般向けに安く販売するのが目的で、良い茶葉を使っていなかった
  3. 権威者やマスコミがポットで入れないと風味がイマイチだ、と言っていた

しかし、最近ではかなり変わってきています。

ティーバッグは大きめの茶葉も入るようになってきて、使える紅茶の種類が増えてきました。また、高くておいしい紅茶にも人気が出てきたので、そもそもティーバッグでも美味しいものが提供されてきています

また正直、ティーバッグでも十分美味しく抽出されます。
もちろん、ティーポットをつかって、茶葉をジャンピングさせた方が良いのは間違いないと思います。しかし、嗜好の部分が大きいので、茶葉や水によっては、ティーバッグで入れた方が美味しく感じる人もいます。
何度か実験して、事実そういう場合たまにもありました。

という事で、今ではそこまで神経質にならなくても問題ありません。
その部分よりも、お湯の温度、湯量、茶葉量、蒸らし時間の部分に注意すればよいと思います。

なお、一度使ったティーバッグを、まだ色が出るからもう一度使うのはお茶に失礼(?)ですので、気をつけましょう。

簡単でおいしい紅茶の淹れ方をマスターして楽しもう

紅茶を美味しく入れるのは難しくも面倒でもない、ということが分かって頂けたかと思います。

まとめますと、おいしい紅茶は以下のポイントを守れば簡単に淹れられます。

これらに注意して入れるだけで、紅茶は自分で勝手に自分自身のお茶力を発揮して、勝手に美味しく抽出されてくれます。

さらに美味しく飲みたい場合は、ほんの少し手をかけたり、意識してあげたりするとベターです。器を温めたり、ひと口めを意識して飲むことでさらにお茶の面白さと美味しさを楽しめます。

ワンポイントしては、同じティースプーンと同じティーポットを使って、同じ茶葉をしばらく飲んで見るのがおすすめ。そうするとその紅茶のいれ方が本当に自分のものになります。

自分好みに調整するのも面白いですよね!同じ紅茶を飲んでいると毎日の水の味の違い、自分の体調の変化にも気づくこともできます。また、ほかの紅茶を入れるときも参考になるはずです!

ぜひみなさんが、美味しい紅茶を飲むことで紅茶ライフがより楽しくなるように、そして全ての紅茶が、その美味しさを発揮できるように願っています。

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