【お茶のプロ直伝】美味しいアイスティーの入れ方!作り置きや濁りにくい方法も紹介【簡単】

【お茶のプロ直伝】美味しいアイスティーの入れ方!作り置きや濁りにくい方法も紹介【簡単】

「美味しいアイスティーの入れ方を教えてほしい」
「アイスティーを作ると濁ってしまうんだけど。濁らない入れ方を知りたい」
「アイスティーに向いている紅茶の種類は?」

アイスティーを自分で入れると濁ってしまうことがあります。紅茶本来の美味しさや品質を楽しむためには、「水色(すいしょく)」にもこだわりたいものです。
とはいえ、濁らないアイスティーを入れるためにはどうしたらいいのか悩みますよね。

結論から言うと、アイスティーは濁ってしまっても飲めないわけではありません。入れ方のコツをいくつか試すことで濁りは最小限にすることができます

この記事では

などを、紅茶のプロがご紹介しています。
濁りのない、美味しいアイスティーの入れ方を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

美味しいアイスティーの入れ方についてはyoutube動画もございますので、そちらもぜひご覧ください!

美味しいアイスティーの入れ方【1杯分】

氷の入ったグラスに紅茶を注いでいる写真

グラス1杯分のアイスティーを入れる方法は、紅茶本来の風味や香りを楽しみたい場合におすすめです。

以下4つの手順と注意点をご紹介していきます。

  1. 1杯分の茶葉(3g)をティーポットに入れる
  2. 100ccのお湯をティーポットに注ぐ
  3. 蓋をして2分蒸らす
  4. 150gの氷を入れたグラスに注いで完成

紅茶の濃さは茶葉の分量で調節しましょう。氷で薄まってしまうため、通常の紅茶より濃いめに抽出します。ただし、蒸らし時間を増やさないよう気をつけてください。紅茶の渋みが出て風味が悪くなってしまうからです。

また、グラスへは氷に当てながら注ぐようにしましょう。70ccくらいの氷が先に溶け、80gくらいの氷が適度に残ってくれます。氷とグラスのぶつかり合う涼しげな音に癒されますよ。

美味しいアイスティーを作り置きする3つの方法

紅茶をポットで入れている写真

美味しいアイスティーを作り置きする方法には、以下3パターンがあります。

1.お湯出しの場合
2.水出しの場合
3.インスタントの場合

それぞれ手順や注意点をお伝えしていきます。

お湯出しの場合

お湯出しでアイスティーを作る手順は、以下の6ステップです。

  1. 10〜15gの茶葉をお茶パックに入れる
  2. お茶パックを作り置き用のボトルに入れる
  3. 1リットルのお湯を注ぐ
  4. 蓋をして2分蒸らす
  5. ティーバッグを取り出す
  6. 流水や氷水につけて粗熱を取り、冷蔵庫に入れる

お湯出しで入れるアイスティーは、紅茶本来の風味や香りを楽しめます。ただし冷めるまでに時間がかかってしまうため、温度差による濁りが発生しやすいのがデメリットです。後述しますが、濁りにくい茶葉を使用してみましょう。

水出しの場合

水出しでアイスティーを作る手順は、以下の6ステップです。

  1. 15〜20gの茶葉をお茶パックに入れる
  2. お茶パックを作り置きのポットに入れる
  3. 1リットルの水を注ぐ
  4. 90分以上置く
  5. ティーバッグを取り出す
  6. 冷蔵庫に入れる

水出しで入れるアイスティーは、お湯出しの場合に比べ味はあっさりしたものになります。また、温度差がないため、比較的濁りにくいのが特徴です。

ただし、紅茶の味ができあがるまで時間を要するので、すぐに飲みたい人には向いていない方法です。急ぎでなければ寝る前に作って冷蔵庫に入れておけば、翌日マイルドな味わいを楽しめますよ。

インスタントの場合

インスタントの場合についてご紹介します。手順は以下の4ステップです。

  1. 10〜15gのお茶パックを入れ、300〜400ccのお湯を入れる
  2. 2分蒸らす
  3. 残りの600〜700ccの水を入れる
  4. ティーバッグを取り出し、冷蔵庫で冷まして完成!

お湯出しや水出しで入れている時間がない場合に便利なインスタント方式です。完成後、人肌ほどの温度になっているのですぐに冷蔵庫に入れられます。氷の入っているグラスに注げば、急な来客へのおもてなしにも重宝しますよ。

アイスティーが濁る原因

本のそばにアイスティーが置いてある写真

アイスティーが濁ってしまう原因は、以下の2つが考えられます。見た目は悪くなりますが、味や品質には影響ありません

  1. クリームダウンによる濁り
  2. 硬水による濁り

ひとつずつ詳しく解説していきます。

1.クリームダウンによる濁り

タンニン含有量の多い高級な茶葉ほどクリームダウンが起こりやすいといわれています。

クリームダウンとは、紅茶液の温度が下がるにつれ、紅茶に含まれるタンニンとカフェインが結合し、白く分離して出てくる現象をいいます。タンニンとカフェインは紅茶の風味や香りを構成する重要な成分です。

2.硬水による濁り

紅茶を浸出するお水が硬水の場合も濁る原因です。

和洋女子大学によると、硬度が高くなるにつれて高い濁度を示す傾向がみられるとの研究結果がありました。硬水にはミネラルやカルシウムが多く、沸騰させると結晶化してしまい、白く濁って見えます。

クリアで水色にこだわるのならば、アイスティーを入れるためのお水にもこだわりたいものです。

参照:和洋女子大学楽術リポジトリ:茶浸出液のの冷却時にみられるクリームダウンについて

アイスティーの濁りを防ぐ方法6選

紅茶のそばに氷が置いてある写真

美味しくてクリアな水色のアイスティーを楽しむためには、濁ってしまう原因を最小限にすることが大切です。

アイスティーの濁りを防ぐために、以下6つの方法を試してみましょう。

  1. 茶葉の種類を選ぶ
  2. 水出し用にブレンドされた茶葉を使用する
  3. 急速冷却する
  4. 冷蔵庫から出したらすぐに戻す
  5. 24時間以内に飲み切る
  6. 硬水を使わない

順に解説していきます。

1.茶葉の種類を選ぶ

実は、それほどしっかり検証されてはいないのですが、経験上以下の茶葉がアイスティに向いていておすすめです。

逆におすすめしないのはアッサムです。クリームダウンを防ぐという意味で、とりわけお湯出しではおすすめしません。しかし、味は意外にアイスティーとしても美味しいので、水出しでは「あり」だと思います。

よく聞かれるアールグレイについては、ベルガモット香料を着香させる原料茶によって変わってしまうので、各社に寄る、または各アールグレイ商品にに寄るとしかいえません。

2.水出し用にブレンドされた茶葉を使用する

濁りのないアイスティーを入れるために、水出し用にブレンドされた茶葉を使用してみるのもおすすめです。

水出しアイスティーはお湯出しの場合に比べ、比較的クリームダウンが起こりにくいといわれています。お湯を使わないので温度変化が少ないからです。

味の強さではお湯出しで入れたアイスティーには劣りますが、水出しでも香り豊かで風味も美味しい紅茶を楽しむことはできます。

葉楽では、おすすめのアイス用ティーバッグ6選をご用意しております。ぜひご覧ください。

2.急速冷却する

アイスティーを作る際は、一気に急速冷却するようにしましょう。

紅茶がゆっくり冷えることで濁りが発生します。そのため、温度差の少ない水出し、もしくはインスタント方式で入れる方法がおすすめです。

紅茶本来の風味や香りを楽しめるお湯出しの場合は、なるべく時間をかけずに冷やすといいでしょう。

3.冷蔵庫から出したらすぐに戻す

温度変化はアイスティーが濁る原因のひとつです。作り置きをしたアイスティーのボトルは出しっぱなしにせず、グラスへ注いだらすぐ冷蔵庫に戻すようにしましょう。

4.24時間以内に飲み切る

アイスティーを作ったら、24時間以内に飲み切るようにしましょう。

どんな茶葉を使ってクリアな水色のアイスティーができたとしても、長時間放置すると濁りは発生します。作り置きは飲み切れる量にし、早めに飲み切るのがポイントです。

5.硬水を使わない

アイスティーを入れる際は硬水を使わないようにしましょう。

ただし、硬水は沸騰させると白濁しやすくなるため、水出しで入れるのであれば利用しても良いでしょう。

軟水がおすすめですが、水道水でも問題ありません。カルキ臭を抜くために浄水器を使用するか、一旦沸騰させると良いでしょう。空気をたくさん含んでいる水道水は紅茶の濁りを最小限にしてくれます。

濁ってしまったアイスティーの活用法

グラスに入った紅茶

いろいろ試してはみたけれど、アイスティーが濁ってしまった。そんな場合の活用法をご紹介します。

ミルクや豆乳で割ってしまえば、濁りも気になりません。

チャイはすでに出来上がっているアイスティーに、ミルク・シロップを加え、上からスパイスパウダーを振りかけるだけでも十分美味しくいただけます。

シロップには濁りを軽減してくれる作用があります。ただし、梅シロップ・ハチミツなどの甘味料は、紅茶本来の風味を邪魔してしまうので好みが分かれるところ。とはいえ新たな美味しさを引き出してくれる楽しみもあるので、ぜひ試してみてください。

さらに、シロップだけでなく炭酸を入れてティーソーダにするのもおすすめです。ミントやレモンなどで飾り付ければ、涼しげなティータイムを満喫できますよ。

美味しいアイスティーのために氷にもこだわってみよう

4つの氷の写真

ここまで、美味しいアイスティーの入れ方や、濁りを防ぐための方法についてご紹介してきました。

グラスに入れた時のクリアな水色のアイスティーをさらに楽しむために、氷にもこだわってみるのもおすすめです。

自宅で作った氷は手軽ではあるものの、

といったデメリットがあります。

氷が白くなる原因は、空気やカルキなどさまざまな成分もそのまま凍ってしまうからです。不純物は熱を通しやすいので、家庭で作った氷は溶けやすいといった性質があります。

その反面、市販の氷は、

上記のような特徴があります。そのため、見た目も透き通って美しく、身体にも安心です。また、家庭の氷に比べ溶けにくいといった実験結果も報告されています。

アイスティーの味が薄くなりにくい上に、身体にも安心なのは嬉しいポイントですね。クリアな水色のアイスティーに加えて、氷にもこだわってみてはいかがでしょうか。

アイスティーに関するご相談は、ぜひ葉楽にお任せください

茶葉と紅茶の写真

ここまで、美味しいアイスティーの入れ方、アイスティーが濁ってしまう原因や濁りを防ぐ方法についてお伝えしてきました。

アイスティーの入れ方、おすすめの茶葉についてご相談があれば、ぜひ弊社にご連絡ください。

なお、当サイトを運営しております葉楽は、紅茶を店舗様に卸す会社です。葉楽は3つの点で、自信を持っております。

  1. 品質
  2. 安心・信頼
  3. 知識

1.品質

葉楽は、取り扱っている紅茶の品質の高さに自信を持っております。品質は、サンプルを飲んでいただければ分かっていただけると思います。

お得なサンプルセットもご用意しておりますので、弊社の茶葉の味を確かめていただければ幸いです。

サンプルは、1,580円(税込)で以下のものをお付けしております。

2.安心・信頼

葉楽は長年の実績から、安定した供給と信頼のある紅茶を提供しております。

紅茶の卸業者を選ぶ際は、以下の点を考慮しなければなりません。

葉楽はこれらの点に自信を持って、店舗様と取引をしております。

3.知識

葉楽は、紅茶の知識に自信を持っております

店舗を営業していると、「賞味期限はいつなのだろう」「どの紅茶が自分のお店に合っているのか」などと疑問に思うことがあるかと思います。葉楽では、それらの疑問に真摯に対応しております。これは、紅茶の知識に自信がなければできないことです。

さらに、この知識を活かすために新しい茶葉をどんどん試作しております。ただのブレンドではなく、アレンジやお茶のカテゴリーにとどまらない新しい方向性の商品にもチャレンジしているので、一味違った提案でもお役に立てるはずです。

他にも「作業量を減らした手軽な紅茶が欲しい」「OEM開発してほしい」などの相談も承っております。ぜひご連絡ください。

 

初回サンプルキット20種

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紅茶の茶葉が小皿に盛られて並べられている画像

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