【プロが教える】紅茶は賞味期限が切れても楽しめる!正しい保存方法や9つの活用法
「紅茶の賞味期限ってどれぐらい?開封していても変わらない?」
「賞味期限の切れた紅茶はもう飲めないのかな」
「期限切れ紅茶の活用法を知りたい!」
紅茶の賞味期限は開封前の状態のものです。では、開封後の賞味期限はどうなるのか気になりますよね。
開封後の賞味期限は1か月と言われていますが、そのあとでも飲めないわけではありません。ただし風味が落ちるのでできれば期限内に飲みきりましょう。
この記事では
- 紅茶の賞味期限
- 正しい保管方法
- 期限切れ紅茶の活用方法
などを紹介しています。
紅茶の賞味期限でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
*お茶の保存についてはYouTube動画もございますので、そちらもぜひご覧ください 😀 ↓
賞味期限が切れているからといって飲めないわけではない
紅茶に記載されている期限は未開封での「賞味期限」であることが一般的です。
賞味期限とは、美味しくいただける期間を指すもので、食べたからといって体調を崩したりするものではありません。
そのため、賞味期限が切れているからといって飲めないわけではありません。しかし、保管方法によっては、紅茶の質が落ちていたり、香が落ちていることがあります。
特に、お店で提供しようと考えている場合は賞味期限を考慮しましょう。
なお、賞味期限とは、未開封の状態での期限を指します。開封した場合は、保管方法によりますが、記載されている賞味期限より短い期間で飲み切らなくてはなりません。
後ほど、開封後の飲める期間についても詳しく説明しますので、ご確認ください。
紅茶の基本的な賞味期限
賞味期限は、開封しているかと保存状態が適切かの2点によって変動します。そのため、長く紅茶を楽しむためには、適切な保存をすることが大切です。
以下の3パターンに分けて、それぞれの賞味期限を解説していきます。
- 開封前で保存状態が良い
- 開封前で保存状態が悪い
- 開封後
1. 開封前で保存状態が良い場合は2~3年
乾燥された茶葉は、2~3年と長期間の保存が可能になっています。
適切な保存状態の場合は、商品の裏に書いてある賞味期限を参考にしましょう。
できるだけ長持ちする紅茶を使用したいと考える場合は、アルミ袋や缶で密封されているものを選びましょう。紅茶は空気に触れると酸化してしまうので、できるだけ外気と触れ合わないようにすることが大切です。
具体的な目安は、アルミの缶やアルミパックなどで防湿加工されたものが開封前で3年、紙製ティーバッグは開封前で2年と言われています。後ほど、期限が切れた紅茶の特徴を解説しますので、そちらも一緒にご確認ください。
2. 開封前で保存状態が悪い場合は1か月
開封していなくても、保存状態が悪ければ賞味期限は参考になりません。
基本的に、開封後は1か月~3か月程度が賞味期限になります。正しい保存方法は後ほど詳しく解説しますので、そちらをご確認ください。
保存状態が悪くても、容器によっては賞味期限が前後します。アルミ缶やアルミパックが3か月、紙製のティーバックが1か月で程度を目安にしてください。
3. 開封後の場合は1か月
開封してしまった紅茶は、1か月が賞味期限とされていますが、実は開封しても空気が入らないようにしっかり口を閉じておけば問題ありません。1年くらいは余裕です。
開封後でも、アルミ袋やステンレス管で冷暗所に保管することで、長く持たせられます。
開封後、紅茶の風味はだんだんと落ちていくので1日過ぎたからといって大きな変化はありません。しかし、1週間、1か月と過ぎていくと、大きな変化になるので気を付けましょう。
紅茶の風味が落ちているかは、自分では分からない場合があります。数人で飲んで、確認しましょう。
紅茶の適切な保存方法
紅茶には適切な保存方法があります。間違った保存方法は、賞味期限を早めることに繋がるので気を付けましょう。
紅茶には、弱点があります。以下の弱点を避けることが、適切な保存には大切です。
- 外気
- 他の食品の匂い
- 湿気
- 直射日光
- 温度差
そのため、以下の3つを考えて、保存しましょう。順に詳しく解説します。
- 密封容器に保管する
- 暗くて湿度の低い場所に保管する
- 置いてはいけない場所を避ける
1. 密閉容器に保存する
紅茶は空気に触れると、酸化して風味が落ちてしまいます。そのため、外気に触れないような密閉された容器に保存しましょう。
ビニールの袋は空気を通してしまうので、アルミ製がおすすめです。大量に購入する場合は、普段使う用の容器と保存用の容器に分けて、移し替えて使うと長持ちします。
2. 暗くて、湿度の低い場所に保存する
紅茶は、直射日光や高温多湿が弱点なので、冷暗所と言われる暗くて湿度の低い場所に保存しましょう。湿度が高いと紅茶にカビが生えてしまいます。
倉庫や家の隅に置くのがおすすめです。このとき、他の食べ物の近くには置かないようにしましょう。紅茶は近くの匂いを吸収してしまうからです。
3. 置いてはいけない場所を避ける
香りの強い食べ物の近くは避けましょう。
冷蔵庫・冷凍庫で保管するのでも問題はありません。しかし、冷凍庫の場合、出してすぐ温かいところに置くと、袋の中に水分が発生するので気をつけてください。紅茶は温度差に弱いので、お湯を入れたときに温度差ができてしまう環境はよくありません。
冷凍庫で保管した場合は、出した後一度、冷蔵庫に移すほうが懸命です。補完の仕方が大切なので、適切な場所を探してみましょう。
期限が切れた紅茶の3つの特徴
賞味期限が切れても、直ちに飲めなくなるわけではありません。
保管状態が良ければ大きく劣化することはないのですが、以下のような変化が出てきた場合は注意してください。
- 香り
- 見た目
- 味
に異変が生じます。
ただし、紅茶には飲む以外にも活用方法があります。他の活用を検討しましょう。
1. 香り
期限の切れた紅茶は、香りに最も大きな影響があります。紅茶特有の淹れたときの香りが減っていきます。
徐々に香りは薄れていくので、毎日淹れている人は気が付かないかもしれません。他の人にも手伝ってもらい、香りがあるか確かめましょう。
2. 濁り
期限切れの紅茶でも、基本的には十分美味しく飲むことができます。
ただし保管状態がものすごく悪いものがあったりした場合は、ツヤがなくなったり、変色したり、塊になっていることがあるかもしれません。(あまり見たことはありませんが)
カビも基本的には生えませんが、こちらも保管状態がものすごく悪い場合にはまれに発生することもあるようです。
3. 味
完全発酵の紅茶は、保管状態が悪くなければ、何年たったとしても酸っぱく感じたりすることは少ないです。
そのため期限が大きく切れている場合でも飲める場合が多いですが、以下の用に活用してみるのも面白いと思います。
賞味期限が切れた紅茶の活用方法6選
紅茶は飲むだけではなく、さまざまな楽しみ方があります。飲む以外の活用方法の場合は、賞味期限をさほど気にする必要はありません。
期限が切れたからといって、すべて捨ててしまうのではなく活用方法を試してみましょう。
全部で6つ紹介します。
- 脱臭剤
- 掃除用具
- うがい
- 染料
- 風呂やアロマ
- スキンケア
1. 脱臭剤
先ほども紹介しましたが、紅茶には匂いを吸収する作用があります。
茶葉を袋に入れて、消臭したいところに置くだけで効果を期待できます。
靴の中やトイレ、灰皿などに置いてみましょう。効果は1~2週間ほどです。
2. 掃除用具
紅茶に含まれている「タンニン」という成分が、油汚れを落としてくれます。
ティーバックに入っている紅茶や、ストッキングに茶葉を入れたもので、フライパンやシンクをこすると、汚れが落ちます。茶葉がこぼれてしまうと、掃除が大変になったり、紅茶の色が移ってしまう場合があるので、気をつけてください。
3. うがい
紅茶に含まれている「カテキン」や「テアフラビン」という成分が、殺菌効果をもっています。
紅茶を煮出して、うがいをするだけです。市販のうがい薬より効果があるという説もあります。さらに口臭対策にもよいと言われています。
煮出ているので、温度も高く、冬におすすめです。
4. 染料
麻や綿でできた衣服などを紅茶で染めることが可能です。全体的に彩度が落ち着いて、アンティークな印象になります。無地でも柄が付いている衣服でも大丈夫です。
やり方は難しくありません。洗ってのりを落とした衣服を、ティーバッグ2、3個を入れた熱湯約200ccに漬けます。漬ける時間は30分~2時間ほどで、長いほど色が濃くなります。好みの濃さになったら、軽く絞って日陰で干します。
5. 風呂
紅茶に含まれる「タンニン」には髪をケアする作用があります。さらに紅茶の香りでリラックスできます。
作り方は、お風呂に紅茶のティーバックを2~3個入れるだけ。茶葉を使用したい場合は、袋に入れるか、煮出したものをお風呂に入れましょう。茶葉を直接お風呂に入れると、浴槽についてしまい、掃除が大変だからです。
6. スキンケア
紅茶に含まれている「ハイドロキン」は美白作用があるので、洗顔や化粧水に活用できます。
紅茶洗顔のやり方は、普段の洗顔料に紅茶の煮出しを少し混ぜるだけ。泡を5分ほど放置すると、さらに効果が期待できます。
化粧水の作り方は、まず精製水を沸騰させて、紅茶を煮出します。ヘーゼルウォーターとレモン汁を加えて混ぜれば、化粧水ができあがります。
紅茶でお悩みの際は、葉楽にご相談ください
ここまで説明したとおり、紅茶の賞味期限はそれほど意識する必要はありません。期限よりも、保管状態に気をつけるのが一番です。
- アルミやステンレスの袋や缶で保存
- 直射日光にあたる場所や、湿気のある場所で保存しない
- 使ったらすぐに口を締めて、空気をなるべくいれない
この3個をまもるだけで長い期間紅茶を美味しく楽しむことができます。
ぜひ、参考にしてくださいね!
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- 品質
- 安定
- 知識
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紅茶の卸業者を選ぶ際は以下の点を考慮しなければなりません。
- 安全性
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葉楽はこれらの点に自信をもって、店舗様と取引をしております。
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