紅茶の代表的な茶葉の種類は?産地や味の特徴も解説【お茶歴20年超えの私が解説】

紅茶の名前、何種類知っていますか?お店屋さんでたくさんの種類を見てきた方もいるでしょう。

ご想像いただいたとおり、実は結構たくさんあります。

ですが代表的なものに絞ればそれほど多くはありません。

今回は代表的な紅茶の名前と風味等を、国別にダイジェスト版でご説明致します。全て自分で飲んでみた感想も含めていますので、信憑性も高いと思っていただければ何よりです。

そしてご自身で飲んだ時に、その通りと思うのか、説明と違うと思うのかも少し楽しみです。

なお、今回はピュアティーに絞ります。ピュアティーとは、複数の収穫地の茶葉を混ぜていない紅茶のこと。
また、香り付けをしているフレーバーティーも除きました。

まずは、ピュアティーで産地ごとの味の特徴を知っていただければと思います。

 

紅茶の代表的な茶葉の種類は?産地や味の特徴も解説

どんな国がお茶の栽培をしているか知っていますか?実際は皆が思っているより多いのではないでしょうか。
代表的な国でいうと

  • インド
  • 台湾
  • 中国
  • スリランカ
  • ケニヤ

などが挙げられます。その他にもネパールやインドネシアでも栽培されているんですよ!

ここでは、代表的な茶葉の種類について産地・味の特徴も踏まえて紹介します!今回紹介するラインナップは以下の通り。

<インド>

  • ダージリン
  • アッサム
  • ニルギリ

<スリランカ>

  • ディンブラ
  • ウバ
  • ヌワラエリヤ
  • キャンディ
  • ルフナ
  • ウダプセラワ
  • サバラガムワ

<中国>

  • キーマン祁門紅
  • ラプサンスーチョン

<台湾>

  • 日月潭紅茶
  • 紅玉

<日本>

  • 国産紅茶

<ケニヤ>

  • ケニヤ

気になる銘柄から読み進めてみてくださいね!

インドの紅茶の種類

インドの紅茶は3種類紹介します!

  • ダージリン
  • アッサム
  • ニルギリ

それぞれ特徴的な味わいなので、ぜひ飲み比べてみてくださいね。

ダージリン

世界三大紅茶の一つです。日本でも有名な紅茶ですね。この名称はインドのダージリンという地方の名前です。ですので、「日本産のダージリン」とかは存在しないことになりますね。

*あとの2つは後でご紹介いたしますので、お楽しみに!

産地

インドの観光地、ダージリンで栽培されています。

世界遺産のダージリン鉄道という青くてかわいいミニ蒸気機関車も有名です。ぜひいつか乗ってみてください。

見た目・味

甘い香りで、紅茶好きにもとても人気があります。水色は黒ではなくオレンジや茶色が多いです。

人気があって高級なので、他のものが混ぜられていたりしてはいけません。

そこでインドでは、100%ダージリンの出荷用の袋には、ピュアなダージリンだと証明するマークが印刷されています。袋のお茶摘みの女性が描かれています。

 

おすすめの飲み方

ダージリンのおすすめの飲み方は、ストレートです。一択です。

ミルクを入れると、お茶にあまりコクがないので負けてしまいます。もともと自然な甘くさわやかな風味が特徴なので、甘みをつけるのも少しもったいないです。

だがしかし、もちろん好みでミルクをいれても大丈夫です。嗜好品なので!

以前、一番ミルクに向かない1stフラッシュにミルクを入れて、しかも蜂蜜まで入れる暴挙をしてみたことがあります。いわゆるミルクティーというジャンルでは全然だめなのですが、別の新しい飲み物、という切り口で飲んでみると意外といけました。

みなさん通説以外にも、いろいろ試してみましょう。

ダージリンのシーズン

そしてダージリンは季節によって味が変わります。大まかに4シーズンに分かれます。

  1. 春摘みのファーストフラッシュ(1st frush)
  2. 夏摘みのセカンドフラッシュ
  3. 雨季のレイニーシーズン
  4. 秋摘みのオータムナル があります。

他のシーズンは摘まない訳ではないのですが、代表的なのは上記のうちの1,2,4です。

■春のファーストフラッシュ

少し緑茶に近い風味があり、色も緑色です。香りが若々しく強い爽やかさがあります。抽出した色は明るい透明感のあるオレンジで、より薄い黄金色もあります。

間違えてはいけないのは、色が薄い=味が薄くて味が弱い では無いことです。

紅茶を作る工程で、発酵を少し抑えめにしたり、仕上げを浅くしたりして薄めの抽出色になります。

*通常は抽出後の液体の色をさして、水色(すいしょく)といいます。
「みずいろ」と区別するため抽出液といったりもするのですが、製品の規格書のような言い方で美味しそうには感じないので、ここでは水色(すいしょく)で統一します。

■セカンドフラッシュ

1stフラッシュとはまた違う方向性の甘い風味です。

茶葉の色も少し黒っぽい色になり、抽出色も茶色みが増してきます。しっかりした甘い風味が特徴で、イギリスなどでは2ndフラッシュが好まれます。

(1stフラッシュは、ドイツや日本で好まれます。)

■レイニーシーズン

レイニーシーズンは、その名の通り雨季に摘むので、あまり風味がよくありません。(わざわざレイニーシーズン摘みです、とうたっているものはありません。)

■オータムナル

オータムナルはその名の通り秋摘みです。少し焦げ茶色の茶葉で、落ち着いた感じの甘い風味です。

アッサム

アッサム紅茶も日本ではダージリンと同じくらいに有名な紅茶です。しかし、「アッサム紅茶」と聞いて味のイメージを思い浮かべることができない人も多いのではないでしょうか。

以下でご説明致しますので、今後のイメージのヒントになると思います。

産地

アッサム地方はダージリンと同じくインドの地域の名前です。州の名前でもあります。インドの北東側に位置し、ダージリンより東側。ジャムナ川という大きな川があります。

数年前までは、あまり治安も良くなく茶園主がアッサムに住んでいないということもザラでした。ただ近年はとても良くなりました。

まだ観光地のダージリンのように擦れていないので、観光地としてはレアです。整っていないところがとても魅力的で、おすすめします。

なお、アッサムの紅茶は比較的低地で栽培されるので、一年中とれます。

見た目・味

アッサム紅茶の風味は、同じインドで栽培されているダージリンとはかなり違います。

大きな理由としては、お茶の種類が異なるから。アッサムはアッサム種、ダージリンは中国種で、ルーツが違うのです。もちろん畑の高度など、栽培場所も多少影響しますが、茶の種類による部分が大きいです。

みためは茶~黒っぽい色が多く、形は1~3mmくらいの大きさのものが多くなっています。

味は強く水色も濃いです。さわやかな風味がでる紅茶ではないので、強い味が活かされるように製茶される事が多いです。

おすすめの飲み方

 

ミルクティーが好きな人には、アッサム紅茶が一番人気です


コクのあるもともとの特徴に加え、細かい茶葉は抽出のスピードが早く、味を強めに出すこともできます。そのため、ミルクティーやチャイにピッタリ!

ストレートで美味しく飲みたい場合は2つの手段があります。まず、少し大きめの茶葉1cmくらいのものですと、美味しく飲めます。また、小さい茶葉でも蒸らし時間を1~2分くらいに抑えると、渋みが出てくる前に飲めるので大丈夫です。

余談ですが、数年前からアッサム地方の裕福な家では、アッサム紅茶に多めにレモンをいれて(砂糖も入れて)飲むのが流行っていました。正直ちょっと微妙といいますか、良い質の茶葉だったので少しもったいなく思ったのを覚えています。

ひとつ注意しなければいけない事があります。それはアイスティーを作る場合です。

お湯で抽出して冷やす作り方の場合アッサムは濁りやすいので、水出し(抽出時間60分~)で作るのがおすすめです。

ただしアイスミルクティーにするのであれば、どうせ濁るので何の問題ないです。(見た目が濁っているだけで、風味は濁っているいないものと変わりません。)

ニルギリ

聞いたことありますか?あるとしたらもうすでに、あなたは詳しい人のカテゴリーに入っています。

インドの不動の3位!(褒め言葉です)

ちなみに、インドの他の紅茶としては、シッキムやドアーズなどがあります。

産地

こちらも地方の名前ですが、ダージリンやアッサムと違い、かなり南側に位置しています。丘陵地帯にある産地です。

ニルギリの地域でなにより有名なのは、12年に一度咲くといわれるクリンジの花。ニルギリという名前は青い山という名前から来ています。

クリンジの花は青紫っぽい色なので、遠くから見ると青く見えるのです。(12年に1度ですが)その年は何年も前から予約でいっぱいになっていますので、旅行にいかれる方はご注意ください。

見た目・味

BOPと呼ばれるグレードの3mmくらいの大きさと、OPと呼ばれる1cmくらいの大きさのものが多いです。

茶葉の色は少し黒っぽいです。

風味はすごい特徴があるというわけではないのですが、しっかりした紅茶の香りと軽い酸味を感じられるバランスが魅力です。

小さい茶葉のタイプはすこし酸味を感じられます。ときどき大きめの茶葉のタイプのスペシャルティーとして、甘い風味のものも作られます。

おすすめの飲み方

アッサムのような強いコクはないので、ストレートがおすすめですが、ミルクやお砂糖も悪くは無いと思います。アイスティーとしても美味しいと思います。

スリランカ(セイロン)の紅茶を7種類紹介

では、次はスリランカに話を移します。

 

スリランカの紅茶、といっても?と思う人もいるかもしれません。

「セイロンティー」という紅茶の名前と聞いたことがあると思います。セイロンはスリランカの昔の呼び名です。

セイロンティーが国の大事な輸出品であり、しかもあまりにも有名になっていたため、国名を変更後もブランドとしてその名を残しました。日本では、一口にセイロンティーと括られることも多いですが、意外と地域や製茶方法によって変化に飛んだ内容です。

大きく分けて7種類の紅茶に分けられています。(←公式)

  1. ディンブラ
  2. ウバ
  3. ヌワラエリヤ
  4. キャンディー
  5. ルフナ
  6. ウダプセラワ
  7. サバラガムワ

です。

ディンブラ

スリランカの有名人気紅茶。

こちらの紅茶も地域の名前がついています。

美味しい紅茶を飲みたいけれど、どれにするか迷う場合はこの「ディンブラ」をおすすめします。

 

産地

スリランカの島の真ん中の少し南側に位置する地域です。少し高地にあり、ハイグロウンの紅茶に分類されます。

見た目・味

茶葉の見た目はきれいな茶色です。

水色(すいしょく)は少し赤みがかったオレンジ。茶葉同様に、こちらもきれいな色です。香りがとてもさわやかで、強すぎない適度な渋みも感じられ、美味しい紅茶のどまんなか!という感じです。

特にクオリティーシーズンと呼ばれる1~3月につくられたものがおすすめです。

おすすめの飲み方

ストレートティーでこの紅茶の本分を味わうのもいいですし、ミルクティーにするのもまた一興です。

コクの強さよりも、紅茶の風味を感じられるミルクティーが飲みたい方にはおすすめです!

(その場合、蒸らし時間をストレートで飲むときより1分くらい伸ばしてください。3分ほど蒸らすと良いでしょう。)

ウバ

世界三大紅茶の内の1つです。

スリランカ紅茶の中でも、独特のキャラクターをもっています。

8月から9月がクォリティーシーズンと呼ばれ、ウバ紅茶が一番風味豊かになる時期です。ヌワラエリヤやディンブラの近くですが、山を境にして風の吹き方が違いますので、美味しく飲める時期も正反対になります。

産地

スリランカのまんなかより、やや南側でディンブラの少し東側に位置します。

こちらも高地にあるので、ハイグロウンティーに分類されます。

見た目・味

見た目は茶色のオーソドックスな感じです。

風味が少し変わっていて、刺激的な風味があります。「ミントのよう」ともいわれる尖った香りで、味も強めです。

エキゾチックな異国の情緒が感じられます。

おすすめの飲み方

ストレートで飲むのもよいですが、ミルクティーで飲むのもおすすめです。

味は強いのですが、コクが強いわけではないので飲み口はあっさりしています。こちらもディンブラと同じく香りを楽しむミルクティーです。

ちなみに、ウバのミルクティーを飲むときに、よくジンジャークッキーが食べられます。これは、スリランカが昔イギリスの植民地でだった名残から来ているんですよ!

紅茶産業が生まれた植民地時代、よくイギリスの方がジンジャークッキーを食べながら、ウバのミルクティーを飲んでいたそうです。
その習慣が、今でも残っているというわけですね。

ぜひお試しください。

ヌワラエリヤ

渋みが少なく、日本人が好みそうな方向性の紅茶です。最近中国でも人気ですね。

ディンブラに近い場所にあるため、クオリティーシーズンは同じく1~3月。すこしヌワラエリヤの方が早いイメージです。

産地

ヌワラエリヤも地域の名前で、ディンブラとウバの間くらいにあります。

こちらの高地にあるハイグロウンティーです。

LOVERS LEAPという滝の近くに、同じ名前の茶園があります。

その名がついたお話があるのですが、名前からイメージするとなんかロマンチックな感じなのですが、少し悲しいお話でした。(詳細はまたいつか)

見た目・味

少し緑がかっている色を残しているような製茶方法です。

水色は小さい茶葉のものは薄い茶色、少し大きなものは黄色に近いオレンジ色になります。

小さいものは、すこし渋みが強く尖った味が特徴です。

大きめの茶葉のものは逆に、渋みがすくなく華やかで香り高く日本人にもよく合う風味です。

おすすめの飲み方

こちらはストレートティーがおすすめです。

小さい葉のタイプは、味が強いことが多いので蒸らし時間を少なめにするがおすすめです。大きい葉のタイプは、しっかり3分以上蒸らしてお召し上がりください。

あまりミルクには向いていないように感じます。

*普通の紅茶のような色に作成する場合も多々あります。

 

キャンディー

もちろん甘くはありません。笑

キャンディーは、昔の都市(古都)の名前です。

仏陀の歯を収めている仏歯寺というお寺もあります。

8月のヘラヘラ祭りが有名です。象がスリランカに旅行にいくときはおすすめです。

産地

スリランカのまんなかにあります。高地ではないので、ミッドグロウンと呼ばれます。

見た目・味

茶色から黒っぽい茶葉です。

BOPという小さめの茶葉のほか、OPと呼ばれる大きめの茶葉も見かけます。

BOPはバランスの良い紅茶で、水色(すいしょく)もキレイです。OPタイプは甘みを感じられることが多いです。

おすすめの飲み方

BOPはストレートでもミルクでも美味しくいただけますが、アイスティーに向いていると言われます。

雑味が少なくしっかりした風味と、きれいな色がその理由です。

風味に関しては、ハイグロウンティーに比べ香りは弱いですが、味はボディがある感じです。

 

 

ルフナ

ルフナも地域の名前を冠した紅茶です。

以前は後述のサバラガムワ地域と合わせてルフナの地域でした。

産地

スリランカのかなり南側に位置します。

低い土地で栽培されるローグロウンティーです。

見た目・味

茶葉のみためは黒っぽい色をしています。水色は濃い茶色になります。

BOPタイプの少し小さめの茶葉のものが多いです。

低い土地のお茶なので、香りはそれほど強くありませんが、ボディーのある強い味です。また最近甘みのある少し大きな茶葉の商品もでてきて人気です。

おすすめの飲み方

大きな茶葉で甘みのあるタイプはストレートでも美味しいです。

通常の少し小さめのBOPタイプですとミルクティーで飲む人が多いです。

こちらの茶葉も濃くは無いのですが、クセがない飲みやすいミルクティーになります。

スリランカの方はこの飲み方が気に入っている人も多いです。

ウダプセラワ

読み方は「ウダ・プッセラワ」というイメージです。

ウダプセラワの地域の紅茶の名称。最近代表的な茶園が5種から7種に増えたのですが、その増えた地域の一つです。

産地

ヌワラエリヤとウバの近くの地域で、高地の紅茶です(ハイグロウン)

見た目・味

こちらも小さめのBOPタイプの茶葉が多いようです。

オレンジ色の紅茶で、きれいな透明感があります。

ヌワラエリヤ地域やウバ地域に近いという場所からも想像できる通り、さわやかな風味の紅茶です。

おすすめの飲み方

ストレートでもミルクでも対応できるような、色々なシチュエーションに対応できる紅茶。万能選手ですね!

ご多分にもれず、ミルクティーの場合は少し蒸らし時間を増やした方がよいです。

サバラガムワ

こちらも増えた2地域のうちの一つのお茶地域です。

もともとはルフナ地域に属していたのですが、最近そこから独立(?)して、

ひとつの茶園として公式に認定されました。

産地

スリランカのまんなかから見て南西側。まんなかに近いキャンディーと南側のルフナの間にある地域です。

低地栽培のローグロウンティーになります。

*スリランカの代表的な輸出品の宝石を採掘している地域も近いです。

見た目・味

濃い茶色の紅茶で小さいタイプのものが多いです。

CTCという特殊な方法で加工されるのも特徴。CTC製法では専用の機会で茶葉を押しつぶし、引きちぎるように細かくします。その後、再び丸めて整形することで、茶葉の表面積が増え、茶汁が表面に残るため濃い味が出せるのが特徴です。

見た目は、1~3mの小さな丸い形の茶葉になります。

水色は濃い茶色になり、味はローグロウンの特徴である強い味がでます。

 
CTC製法の機械。

おすすめの飲み方

ミルクティーで飲まれる場合は多いです。

熱湯で抽出するときに、早く、濃い色で、強い味がでるように加工されますので、ミルクティーでもボディーがあり美味しいです。

インドのアッサムとはまた違った、少しあっさりめ風味のミルクティーです。

中国の茶葉の種類

お茶発祥の地ですね。

日本で中国茶といえば烏龍茶が有名ですが、中国の人は緑茶を一番よく飲みます。(地域によりますが)でももちろん紅茶もあります。

中国茶の特徴として、香りが良く渋みが少ないのが良いお茶とされているので、ぜひ覚えておいて下さい。インド紅茶やスリランカ紅茶とはまた方向性がちがった美味しさです。

中国の紅茶は

  • キーマン祁門紅
  • ラプサンスーチョン

をご紹介します。

キーマン祁門紅

まず代表的な中国紅茶「キーマン祁門紅」茶です。

世界三大紅茶の一つ。パナマ万博金賞受賞です。

産地

安徽省祁門県の紅茶です。

上海から内陸を西に進んだ場所にあって、緑茶の産地で有名な観光地「黄山」や、「磁器」で有名な景徳鎮が近くにあります。

見た目・味

ダージリンOP(オレンジペコー)のような形状で、1cmくらいの大きさです。

一般に中国の紅茶は総じて細かくない(場合によっては2cm以上のとても大きめの)茶葉が多い印象ですね。

スモーキーフレーバーと呼ばれる独特な香りが特徴で、渋みは少なく飲みやすいのどごしの印象です。上質なものは甘みもあって何杯でもごくごく飲めますよ。

*タバコにも合うようです(?)

おすすめの飲み方

主にストレートで飲まれますが、ミルクティー用のブレンドに組み込まれていることもあります。

有名なフレーバーティーのアールグレイの原料茶に使われることも多いのも、この紅茶の特徴ですね。

 

ラプサンスーチョン

次の中国紅茶は「ラプサンスーチョン」です。正山小種とも書きます。

木材で燻して香りをつけるのですが、一度飲んだら絶対に忘れられない風味なんですよ!

オリエント急行殺人事件等で有名なミステリー作家のアガサクリスティーが好んだといわれています。

産地

完全に本物のラプサンスーチョンは福建省武夷山の国立公園内が産地になります。

香りは華やかでとても美味しいのですが、高すぎるのと殿様商売なのが珠に傷。

実際に流通しているお茶の殆どは近くの地域や別の地域から集められます。

見た目・味

まるで「◯露丸の香り」という人もいますが、本家本元のラプサンスーチョンはずっと上品で高貴な香りで甘みのある中国茶ののどごしのよいお茶なんですよ。

香りは木を燻した燻製の香りをつけます。

松の香りで香りをつけるのが正確ではあります。その他の木をつかっているものも多々ありますが、、。

おすすめの飲み方

飲み方はストレートがおすすめですが、ミルクティーで飲む人も多いです。

事実アガサクリスティーのお孫さんが来日時、ミルクを沢山いれて飲んでいたそうですよ。

 

他にも中国紅茶としては英徳紅茶、宜興紅茶等多々あります。

 

台湾の茶葉の種類

続いて台湾の紅茶です。

台湾の紅茶も中国の紅茶にならって、渋みのすくない飲みやすいものが多いです。

ちょっと大雑把な特徴ですが、甘い風味の紅茶が多いイメージ。

葉の形も烏龍茶の用に丸められているものもあれば、長い大きなものもあります。もちろん細かいものもありますが、まるめられているものも含め、大きめのものが多い印象です。

最近中国や台湾でも紅茶が人気。
高級烏龍茶として有名な高山茶や、人気烏龍茶の東方美人の産地でも紅茶を作っているんですよ。

台湾の紅茶からは

  • 日月潭紅茶
  • 紅玉

を紹介します。

日月潭紅茶

実は戦前日本の資本で紅茶を作っていたのですが、その後一旦廃れてしまいました。

近年になってようやく紅茶作りが再開されましたようです。

産地

日月潭も地域の名前です。

台湾のど真ん中の湖のほとりの地域です。

見た目・味

大きめの形で仕上げられることが多いかもしれません。

甘くて飲みやすい、のどごしの良い紅茶です。

おすすめの飲み方

飲み方はストレート一択で良いと思います。とても美味しいお茶が多いイメージですね。

少し値が張りますが、それに値する美味しさを持ちます。

紅玉

その台湾茶達の中にあって少し異彩を放つのが「紅玉」とよばれる紅茶です。ちなみに紅玉というリンゴの種類がありますが、関係ありませんよ。

こちらは珍しく地域の名前ではなく、台茶18号という名前の品種で作られた紅茶の名称になります。

産地

上記日月潭がある「南投縣魚池」の品種改良施設で品質改良された紅茶の品種になります。

見た目・味

こちらは独特な刺激がある紅茶で少しスリランカのウバに似ています。

ただ主観になりますが、ウバと比べて飲みやすい印象ですのでウバが苦手な方でも美味しく飲めると思いますよ。

おすすめの飲み方

ストレートがおすすめです。

 

中国紅茶も台湾紅茶も総じて渋みが少なく何杯も連続で飲めてしまうほどなんです。

また高品質なものが多く、香りが良いものが多いイメージです。

価値のある紅茶群です。ぜひいろいろ試してみてみてください。

 

日本の紅茶の茶葉の種類

次の国は、いよいよ日本です。国産紅茶と、ひとくくりで説明しますね。

国産紅茶

日本でも最近紅茶作りが盛んです。

各地で作っているのですが、今回は少し乱暴ですが「国産紅茶」とひとくくりにしますね。

産地

静岡、鹿児島、埼玉、神奈川、島根、岡山、何と東京でも作られています。

見た目・味

少し大きめの茶葉が多い印象です。

爽やかというよりは、落ち着いた甘い香りと飲みやすいのどごしというものが多い気がします。酸味を感じるタイプもおおいですね。

一昔前と比べて、風味も安定して美味しくなってきたイメージです。

ただ緑茶を作っている種をベースに作っていたり、紅茶の作り方に精通していなかったり、緑茶のついでに作っているところもあるので、良し悪しに幅があるのも特徴ですね。

とても美味しい日本紅茶もあるのですが、作成に手間がかかることが多く、安定していない感覚はあります。

 

おすすめの飲み方

飲み方は、ストレートがおすすめです。

コクがないのでミルクティーには今ひとつかも知れません。渋みが少ないものが多いので、アイスティーとしても甘い香りで飲みやすいです。

丁寧に日本で作ると、美味しいは美味しいのですが、どうしても外国のものと比べるとコストパフォーマンスが悪くなってしまうのです。

とはいえ、可能性はまだまだありますので楽しみにしているのも事実。現状の出来に満足せず、もっと美味しくなり、安定度も増していけばよいなと思っています。

 

ケニヤの紅茶の茶葉の種類

ケニヤでも紅茶は作られています。ケニヤからは「ケニヤ」という紅茶をご紹介します。

ケニヤ

紅茶の名前もケニヤなんです。

地域や品種ではなく、国の名前がついてるのは珍しいですね。ケニヤは紅茶の大生産地です。

産地

暑いイメージの国ですが、意外にも少し高地で栽培されているんですよ。

安定した気温に恵まれ、一年中通してとれます。

見た目・味

広い土地を使い味と色の強い紅茶を作っています。

基本的に製茶は、小さめのCTC製法の紅茶が多いです。

それにより、色出しやコク出しのために他の紅茶とブレンドに使われたりすることも多い紅茶というイメージがあります。

おすすめの飲み方

もちろん単体でも美味しく飲めますが、飲み方はやはりミルクティーに向いています。しっかりしたコクもあり、少しの爽やかさも併せ持っている紅茶です。

茶葉に詳しくなって紅茶をもっと好きになりましょう

 

ご紹介したように、沢山ありすぎて、飽きる暇がありません。

国や季節、茶樹の種類や地域、茶園によっても風味が違います。さらに製茶方法や飲み方によっても違います。

 

自分の好みを発見しましょう!

そしてそれを増やしましょう!

 

旅行に行くときの楽しみが増えます。何の宛もない旅行も良いですが、お茶というカテゴリーを持つことによって旅が豊かになります。

 

余談ですが、最近の旅行はお茶がメインです。

お茶をとりまく歴史、風習、喫茶文化、茶器、などなど色々盛りだくさんなので、人生が変わります。

 

間違えて欲しくないこととして、ひとつ。種類を覚えるのは楽しいのですが、それはあくまで楽しみ方のほんの一つです。

スタートラインにたった、ということかもしれません。

 

例えば、ダージリンにミルクは合わないと説明していますが、本当にそうでしょうか?味の感じ方は人それぞれなので、美味しいと感じるかもしれません。

実際に試さないことによって、新たな美味しさ等に出会う機会を自分で閉ざすのはもったいないです。

自分の好みのいれ方を探してみたり、このスィーツに合う紅茶がどれだろう?ということを考えたり試したりすることを楽しんで欲しいです。

あなたの味覚は、あなただけの大切なパーソナリティーです。

これからあなた自身が創っていく、もっと面白い「豊かな人生 with tea 」を始めてみませんか?

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