【プロが解説】お茶の卸・OEM先を選ぶポイント!おすすめの業者7選も紹介

【プロが解説】お茶の卸・OEM先を選ぶポイント!おすすめの業者7選も紹介

「お茶を仕入れたいが、仕入れ先をどう選べばいいか分からない」
「おすすめのお茶卸業者を知りたい!」
「既にお茶は扱っているけど、ほかにリスクが少なくてイメージアップできるオリジナル商品を導入したいなぁ」

お茶を取り扱いたい思っている飲食店や物販の会社様にとって、卸業者をどこにするかは、非常に重要です。卸業者によってお店の味や評判に大きくかかわってきますし、いざというときのサポートも異なるからです。しかし、なにを基準に選べばいいか迷いますよね。

そこでこの記事では、卸・OEM業者を選ぶポイントやおすすめの卸業者を7つ紹介します。
お茶の卸業者についてお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

仕入れる前に知りたいお茶の特徴

ここでは、お茶を大きく4種類にわけてご紹介します。

あまり知られていないのですが、紅茶・日本茶・中国茶はすべて同じツバキ科の茶の樹から作られるもの。発酵の度合いを変えることで、味や見た目にちがいを出しています。ハーブティーは、さまざまな植物やハーブを乾燥から作ります。

  1. 紅茶
  2. 中国茶
  3. 日本茶
  4. ハーブティ

その他、ドライフルーツや野菜、スパイスなどのお茶もありますが、基本的な特徴はハーブティと変わりません。

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

  紅茶 中国茶 日本茶 ハーブティー
原料 ツバキ科の茶の樹 ツバキ科の茶の樹 ツバキ科の茶の樹 植物やハーブ
発酵の度合い 完全発酵 半発酵 発酵させない 発酵させない
代表例 アッサム種・中国種 ウーロン茶 煎茶 カモミール

※ハーブティは一部発酵させているものもあります。ルイボスティーなどが当てはまります。

1. 紅茶

紅茶は、完全に発酵することで、強い味や香りがあります。中国が発祥でしたが、イギリス人が気に入り、産業革命の時代に広まりました。(発祥地は諸説あり)

現在、世界で最も多く生産されているお茶の種類です。

中国種とアッサム種が2大品種とされていますが、さまざまな産地や特徴のものが存在します。人によってこだわりがあるので、紅茶を強みにしてお店を経営するのもおすすめです。

2. 中国茶

中国茶では、日本だとウーロン茶が最も有名です。
烏龍茶は半分くらい発酵させた「半発酵茶」と呼ばれ、発酵のさせ方で分けられている中国茶六大分類の中の「青茶」に分類されます。

中国茶には多くの種類があり、緑茶、白茶、黄茶、烏龍茶(青茶)、紅茶、黒茶(プアール茶)、花茶、薬茶、工芸茶等があります。
特に緑茶の種類が多いです。各お茶の細かいちがいを区別すると、数万種類あるとも言われています。

3. 日本茶

日本茶とは、多くの場合緑茶を指し、その中でも煎茶が最も人気です。

お茶を摘んで、新鮮な状態で蒸し、乾燥させてます。お茶には、もともと酸化酵素があり、摘むと酸化発酵が開始されます。その発酵が始まる前に、高温の蒸気で酵素の働きを止めます。発酵させないで作るお茶なので「不発酵素」とも呼ばれます。

発酵させない緑茶には、抗酸化効果のあるポリフェノールが含まれ、健康にいい効果があると言われています。

4. ハーブティー

ハーブティーは、薬用植物を乾燥させたハーブから作るお茶香り高いのが特徴です。

ハーブティーは、お湯を入れて蒸らす間に、リーフや花が開く様子を見られます。目で楽しむこともできるので、淹れる際はガラスポットを使用するのがおすすめです。他にも、香りによりアロマテラピー効果や薬理効果があります。

ハーブティーの卸業者はこちらの記事で詳しく解説していますので、ご確認ください。

お茶のOEM・卸業者を選ぶポイント9選

先述しましたが、お店にとって卸業者やOEM業者をどこにするかは非常に重要です。
ここでは、選ぶ際に考慮する9つのポイントを解説します。

  1. 販売価格
  2. 品質
  3. 種類
  4. 供給
  5. 発注の量
  6. サポート
  7. 提供の形態
  8. 企画から依頼できるか

1. 販売価格

経営する上で、商品の販売価格をみるのはもちろん重要です。しかし、ただ料金だけを比較するのは、正直おすすめできません。

販売価格とお茶の品質は比例することが多いです。また、安くても欠品が多かったり、配送に時間がかかるようでは、安定して仕入れができませんよね。

予算を決めてお茶を選ぶことは大切ですが、その他の要素も確認した上でバランスを取って卸業者を選びましょう。

2. 品質

お茶は管理や淹れ方によって、味が変化しますが、やはり茶葉の品質が大切です。
お店の満足度や評判に大きく影響するので、よく考えて決めましょう。

品質を調べるのは、サンプルを注文して飲み比べるのがおすすめです。実際に飲み比べて、美味しいものならばお客様にも自信を持ってお出しできますよね!

3. 種類

お茶には、産地やグレードによって種類が異なります
それぞれ味や香りが異なるので、自分のお店に合ったものを選びましょう。

また、紅茶の場合は提供の仕方も考えると選びやすくなります。ストレートティ・ミルクティと飲み方次第で美味しいと言われる銘柄が変わるためです。

自分に合っている種類が分からない場合は、卸業者に相談してみましょう。親身に対応してもらえるかどうかも確認でき、疑問も解決できるので一石二鳥ですよ!

4. 供給

卸業者を選ぶ際は、供給が安定しているかという点が非常に重要です。ほしいときに欠品していてなかなか届かないのでは、困りますよね。供給が安定していないと、お店で商品を出せない可能性がでてきます。かといって、大量の在庫をかかえるのはリスクがありますし、おすすめしません。

安定した供給ができるかどうかは、卸業者の信頼に関わってきます。そのため、信頼できる卸業者を選ぶことが大切です。
長年、卸をしている業者や、大手の業者も検討しましょう。

5. 発注の量

特に規模の小さいお店を経営している場合、供給ロットに気を付けましょう。

卸業者によっては、小さな発注量には対応していない場合があるからです。また、対応はしていても、小さな発注の場合は割高になる可能性があります。

お茶は比較的賞味期限が長いですが、徐々に風味が落ちていきます。自分のお店に必要な茶葉の量を計算してから、対応してもらえる卸業者を検討してみましょう。

6. サポート

お店が困った際に、サポートをしてくれるか事前に調べましょう。
具体的には、お茶に関する相談にのってくれるかなどです。

トラブル時の対応は業者選定のときには見えないかもしれませんが、普段のやり取りに違和感のあるところは避けましょう。

7. 提供の形態

提供の形態の豊富さも大切です。たとえば、以下のものがあります。

  1. 茶葉(リーフ)
  2. ティーバック
  3. スプレードライティー

茶葉は管理や淹れるのに手間がかかりますが、味や香りがいいです。
ティーバックは、ポットと一緒にお客さんにお渡しして、蒸す時間や淹れるのを楽しんでもらうこともできます。量る手間などがないのもお店にとっては嬉しいです。

スプレードライティーは、抽出時間不要の1秒の手間がかからないお茶です。ゴミやロスが出にくいのも人気で、忙しい店舗に向いています。

形態によってメリット・デメリットがあるので、自分の店舗に合わせたものを見つけましょう。そして希望の形態に対応している卸御者を探しましょう

8. 企画から依頼できるか

OEM先を選ぶ場合に重要なポイントになります。OEM業者には、製造のみを受ける会社と、企画からすべて受けてくれる会社があります。

既にレシピの案がある場合は、製造のみ依頼で問題ないでしょう。しかし、具体的なイメージが湧いていない場合は、お茶の知識がある会社に企画から任せる方がよいですよね。

自分のお店がどちらを希望するのかをよく考えて、OEM先を選びましょう。

【プロが選ぶ】お茶の卸・OEM業者のおすすめ7選

「卸業者を選ぶポイントは分かったけど、実際にどんな卸業者があるのか知りたい」とお考えではありませんか。

以下でおすすめの業者を7つご紹介します。

  1. 葉楽
  2. 茶卸総本舗
  3. Orangery Tea
  4. 明山茶業株式会社
  5. 松田園
  6. ucc
  7. ティーブティック

順に解説していきます。

1. 葉楽

最低注文量 1つ
茶葉の種類 紅茶・日本茶・中国茶・ハーブティー
提供の形態 茶葉・ティーバック・スプレードライティー
OEM 対応

当メディアを運営している葉楽は、品質に自信をもつ紅茶の卸業者です。紅茶を始め、日本茶やハーブティも取り扱っており、お茶の知識が豊富なので、皆様のお役に立てるはずです。

OEMも企画から対応いたします。葉楽は1000種類以上の原料を基に20年試作をし続け、1000種類以上のオリジナルティーを作成しておりますので、ぜひご相談ください。

卸している商品に関しては、サンプルセットをご用意していますので、まずはそちらをご注文いただければ幸いです。

2. 茶卸総本舗

最低注文量 100g
取り扱っている茶葉の種類 紅茶・日本茶・中国茶・ハーブティー
提供の形態 茶葉
OEM 非対応

紅茶・日本茶・中国茶・ハーブティーなどを種類豊富に取り扱っている茶葉卸の総合サイトです。お店だけでなく、家庭での発注にも対応しています。

マテ茶や杜仲茶など、健康系のお茶の種類が多いのが特徴です。「体に良いお茶」を求める方に向いています。

お試しセットが用意されているので、気になる方は注文してみましょう。

3. Orangery Tea

最低注文量

1つ

取り扱っている茶葉の種類 紅茶・ハーブティー
提供の形態 茶葉・ティーバック
OEM 対応

紅茶・ハーブティーの専門店で、お店だけでなく、個人の少量の注文にも対応しています。業務用商品も1点から購入できるので、小規模のカフェでも扱いやすい業者です。

また、利用店舗に対して、レシピの提案サービスを無料で行っているので、相談できます。
茶葉の種類は限られますが、オリジナルパッケージで制作してくれるのも嬉しいポイントです。物販用の商品を探している方にも合うでしょう。

4. 明山茶業株式会社

最低注文量
取り扱っている茶葉の種類 紅茶・日本茶・中国茶・ハーブティー
提供の形態
OEM 非対応

明山は、紅茶・中国茶・日本茶・ハーブティーなどを取り扱う会社です。200種類以上の豊富な品揃えから、オリジナルティーの提案もしてくれます。

食品問屋やホテル、カフェなどと取引している会社です。
HPには、お茶の説明が丁寧にされているので、気になる方は確認してみましょう。

5. 松田園

最低注文量 100g
取り扱っている茶葉の種類 日本茶・中国茶・紅茶
提供の形態 茶葉・ティーバック
OEM 非対応

日本茶専門のお店です。日本茶を専門にしていますが、中国茶や紅茶も取り扱っています。創業から100年以上の歴史をもちます。

インスタントのお茶から、茶葉までさまざまな形態から選べます。そのタイプが自分に合っているかが分からない場合、相談にのってくれます。また、国産のみを原料としているので、安心です。

6. UCC

最低注文量 1つ
取り扱っている茶葉の種類 紅茶・日本茶・中国茶
提供の形態 紙パック・ティーバック
OEM 非対応

UCCは、外食産業をサポートしているグループ会社です。

紅茶・中国茶・日本茶などを取り扱っています。形態が注ぐだけの紙パックのものからティーバックまであり、選べます。少量の購入にも対応しています。

7. ティーブティック

最低注文量 1つ
取り扱っている茶葉の種類 紅茶・日本茶・中国茶・ハーブティー
提供の形態 茶葉・ティーバック
OEM 対応

ティーブティックは日本緑茶センターの公式通販です。お茶専門店で、世界各地から、輸入が認められた安全な原料を使用しています。紅茶・中国茶・日本茶・ハーブティーなおを取り扱っています。

茶葉・ティーバックを主に取り扱っていて、卸以外に個人とも取引をしているので、少量の注文も可能です。専門店だからこその品揃えと品質の高さを誇っています。

お茶の卸業者をお探しの際は、ぜひ葉楽にご相談ください

葉楽は、20年以上店舗様にお茶を提供しておる卸業者です。

紅茶・中国茶・日本茶・ハーブティーの4種類はもちろん、その中の細かい種類まで取り扱いがございます。提供の形態も、茶葉やティーバック、スプレードライティーとご用意しているので、ご相談ください。数多くの商品を取り揃えているので、ご相談に合わせて希望に合うものを紹介いたします。

葉楽は、他社と比較した場合に高いと感じられるかもしれません。その代わりに、数多くの実績から

に関しては満足いただけると自負しております。
とにかく安ければ良い方にはおすすめしませんが、安心と品質を求める方にはきっと納得いただけるはずです。

大きな企業のOEMも請け負っているため、予想し準備できるリスクも多数あります。将来起こり得るリスクを事前に取り除くのが当たり前という文化のなか、美味しい個性あるお茶を提供していますので、ご安心ください。

また、飲食店以外の方もご対応いたします。実際に飲食以外の会社様のオファーを頂くこともとても多いです。

なお、葉楽のお茶が気になる方向けに、20種類の茶葉を楽しめるお試しセットを1,580円にてご提供しております。味に納得していただき、お取引できたら幸いです。
気になる方はぜひお取り寄せください。

初回サンプルキット20種

新規お取引ご希望の方は、
まず初回サンプルセット20種(1580円)をお申し込みください。

紅茶の茶葉が小皿に盛られて並べられている画像

初めての方

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