お茶の世界が注目される理由――ワインと並ぶ“食の主役”へ
皆さまこんにちは!お茶の葉楽(ようらく)です。
最近、世界の食文化の中でお茶がますます注目されているのをご存じでしょうか?「ワインのようにお茶を楽しむ」――そんな新しい潮流が、飲食業界でも静かに広がっています。
「お茶はどこか脇役」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、今やその多様な味わいや健康効果、そして“食”との相性の良さから、世界中のプロフェッショナルや愛好家たちの関心を集めています。
今回は、なぜ今お茶が“食の主役”としてスポットライトを浴びているのか、その背景と飲食店経営に役立つヒントを、葉楽ならではの視点でお届けします。
お茶が世界のグルメシーンで再評価される理由

今年、国際的なワイン&フード協会が年次飲料モノグラフ(専門冊子)のテーマにお茶を選び、世界的なティーエキスパートによる「The World of Tea」が発刊されました。これは、ワインや料理と同じくらい、お茶が“食”の世界で重要な存在になってきた証と言えるでしょう。
なぜ今、お茶がこれほどまでに注目されているのでしょうか?
その理由のひとつは、お茶の多様性です。産地や製法、品種によって味わいは千差万別。まるでワインのテロワール(風土)やヴィンテージのように、奥深い世界が広がっています。さらに、健康志向の高まりや、アルコールを控えたい方の増加も、お茶の人気を後押ししています。
お茶とワインの“意外な共通点”とは?

実は、お茶とワインには多くの共通点があります。どちらも発酵や熟成のプロセスを経て、香りや味わいが変化しますし、テイスティングの際には「香り」「ボディ」「後味」など、似たような表現が使われます。
世界のグルメシーンでは、ワインリストならぬ“ティーリスト”を用意するレストランも増えてきました。お茶の産地や品種ごとに特徴を説明し、料理とのペアリングを提案することで、お客様に新しい体験価値を提供できるのです。
- 産地別のティーフライト(飲み比べセット)
- 季節の食材と合わせたペアリングメニュー
- ノンアルコールカクテルとしての冷茶アレンジ
こうした工夫は、飲食店の差別化や単価アップにもつながります。
健康志向と“ウェルビーイング”の時代にお茶が選ばれる理由
近年、健康やウェルビーイング(心身の健康・幸福)への関心が高まる中で、お茶の持つ健康効果が改めて評価されています。カフェイン量がコーヒーより控えめな点や、ポリフェノール・カテキンなどの成分が注目されているのはご存じの通りです。
飲食店でも、健康志向のデザートや軽食とお茶を組み合わせたメニュー提案が増えています。たとえば、抹茶やほうじ茶を使ったスイーツ、ハーブティーを使ったヘルシードリンクなど、お茶を軸にした新しい提案は今後ますます広がっていくでしょう。
お茶の教育・ストーリー発信が“価値”を生む

お茶の世界は奥深く、知れば知るほど面白いものです。ワインのソムリエのように、スタッフが産地や製法、味わいの違いを説明できれば、お客様との会話も弾み、リピーター獲得にもつながります。
たとえば、店頭POPやメニューに「このお茶はどんな地域で、どんな人が、どんな想いで作っているのか」といったストーリーを添えることで、お茶の価値はさらに高まります。
葉楽でも、現場で使えるお茶の知識やストーリー発信のコツを今後もご紹介していきますので、ぜひご期待ください。
まとめ:お茶で“ちょっと特別”な体験を
お茶は今、世界の食文化の中で新たな主役となりつつあります。多様な味わい、健康効果、そしてストーリー性――これらを活かして、お店の魅力アップやお客様満足度の向上につなげてみませんか?
葉楽は、飲食店の皆さまの現場に寄り添いながら、これからもお茶の可能性を一緒に広げていきたいと考えています。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
