【飲食業のヒント】アルコール消費量は減っているのに、売上は好調?飲食店経営に活かすための視点とは
皆さまこんにちは!お茶の葉楽(ようらく)です。
今回はちょっと視点を変えて、「アルコール業界の不思議なトレンド」に注目してみたいと思います。「アルコール離れ」と言われるようになって久しいですが、それでも業界の売上はなぜか好調。これは、飲食業界にとって大きなヒントになるのでは…と、私たちは感じています。
この記事では、その背景にある理由を探るとともに、「今、飲食店経営で見直すべきこと」や「お茶ビジネスとの意外な共通点」について、プロの視点で掘り下げていきます!
アルコール消費が減っているのに、売上は伸びている?
世界保健機関(WHO)のデータによると、2010年以降、1人当たりのアルコール消費量は0.5リットルも減少しているそうです。特に若年層を中心に「健康志向」や「ノンアル文化」が広がっており、この傾向は今後も続く見込みです。
それにもかかわらず、2025年にはアルコール市場全体の売上が1.68兆ドル(約240兆円)を超えるとされています。
この“矛盾”のような現象の背景には、いくつかの重要なポイントがあります。
なぜ売上が伸びるのか?3つのキーワードで解説!
① 「人口」と「ニーズの多様化」
1975年に約40億人だった世界人口は、2025年には82億人へと倍増。たとえ一人あたりの飲酒量が減ったとしても、飲む人そのものが増えれば、全体の市場は大きくなります。
加えて、ビール一辺倒だった時代から、今はサイダーやクラフトカクテル、ライスワイン、ノンアル飲料など多様なニーズに応える商品が続々と登場。その多様性が、消費者の心を掴んでいるのです。
② 「プレミアム志向と体験重視」
「少量でも良いから、質の高いものを味わいたい」という消費者が増えています。これは「高品質なお茶を少量ずつ楽しむ」最近のお茶の楽しみ方とも似ていますよね。飲み物の価値が「量」ではなく「体験価値」や「ストーリー」に移行していると言えるでしょう。
③ 「ノンアルとお茶のシフト」
注目すべきは、ノンアル飲料の成長です。今や「ノンアル専門バー」も登場するほどで、ここにはお茶の可能性も大いにあります。たとえば、華やかなハーブティーや発酵茶、焙煎茶を使ったモクテル(ノンアルコールカクテル)など、「飲めないけど楽しみたい層」へのアプローチは、お茶の新しい市場になり得ます。

飲食店経営者がとるべき3つのアクション
では、私たち飲食店経営者は、これらの動きをどう活かせばよいのでしょうか?
1. メニューの多様化:お茶×アルコール・ノンアル展開を
お酒の種類だけでなく、「ノンアルでも楽しめる飲み物」の充実が重要です。特に業務用のお茶は、ノンアルカクテルの素材として活躍できます。お茶とフルーツやスパイスを組み合わせるだけで、立派な“売れる一杯”になります。
2. 体験型イベントの導入
「飲む」ことを「体験」に変える工夫をしてみましょう。たとえば、「季節のお茶カクテルの試飲会」や「茶葉を選んでつくるオリジナルドリンク企画」など。アルコールを減らす流れの中でも、“楽しみたい”というニーズには応えることができます。
3. 客層ごとのアプローチ強化
若者向けには映えるビジュアルやストーリー性、健康志向の中高年層には成分のメリットやリラックス効果を前面に打ち出す。お茶もアルコールも「誰に」「どう届けるか」で価値が変わる時代です。
お茶業界とアルコール業界の共通点とは?
「消費量は減っても売上は上がる」この現象は、実はお茶業界にも応用できます。
量を追うのではなく、“価値ある一杯”を提供する。その一杯が「また来たい」理由になるようなお店づくりが、これからの飲食業には求められています。
高品質な茶葉を、季節に合わせた最適な飲み方で提案する。そんな「プロの目線」を持った飲食店様を、葉楽はこれからも全力でサポートしてまいります!

まとめ|飲食店の「飲み物戦略」は今が変化のタイミング!
これからの飲食業界では、「何を飲むか」だけでなく「どんな体験を提供できるか」が差別化のカギになります。お酒に限らず、お茶やノンアルメニューの提案力を高めていくことが、来店動機の強化やリピート率アップにつながります。
葉楽では、業務用のお茶を通じて、飲食店様の「体験価値の創造」をお手伝いしています。新しいお茶メニューやイベントのご相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。
それでは、次回の記事もどうぞお楽しみに!
