スリランカ・ケニア・英国の最新お茶ニュースから学ぶ、業務用お茶の今とこれから

スリランカ・ケニア・英国の最新お茶ニュースから学ぶ、業務用お茶の今とこれから

皆さまこんにちは!お茶の葉楽(ようらく)です。

世界のお茶業界では日々さまざまなニュースが飛び交っていますが、飲食店経営や業務用お茶の仕入れに関わる皆さまにとって、海外の動向も決して無関係ではありません。

今回はスリランカ、ケニア、英国で最近話題となったお茶関連のニュースをピックアップし、日本の飲食店経営にどんな影響やヒントがあるのか、葉楽ならではの視点で解説します。「お茶の世界は遠い話」と感じている方も、実は価格や品質、メニュー提案に直結する話題がたくさんあります。ぜひ最後までお読みいただき、日々の経営や商品選びの参考にしてください。

スリランカ紅茶の新体制と今後の品質動向

スリランカは世界有数の紅茶生産国として知られていますが、このたび新たな紅茶委員会の議長が任命されました。こうした人事の刷新は、現地の生産体制や品質管理、さらには輸出政策に大きな影響を与えることがあります。

スリランカ紅茶は日本でも根強い人気があり、特に業務用としては香りやコクのバランスが良いことから多くの飲食店で採用されています。今後、現地の政策転換や品質基準の見直しが進めば、仕入れ価格や流通量にも変化が出てくる可能性があります。

飲食店の皆さまにとっては、産地やブランドのストーリーをメニューや店頭で訴求するチャンスです。たとえば「スリランカの新体制で生まれ変わった紅茶」などと打ち出せば、話題性や付加価値アップにつながります。

ケニアの紅茶オークション制度変更と価格への影響

ケニアはアフリカ最大の紅茶輸出国であり、業務用お茶の世界でも重要な存在です。今回、ケニア政府が紅茶オークションの最低価格制度を廃止したことで、市場価格の変動が予想されています。

これまで最低価格が設定されていたことで、一定の安定感があったケニア紅茶ですが、今後は需給バランスによって価格が上下しやすくなります。特に業務用で大量に仕入れる飲食店やカフェでは、コスト管理の観点からも注視が必要です。

一方で、価格競争が進むことで高品質な茶葉をリーズナブルに入手できるチャンスも広がります。仕入れ先やロットごとの品質チェックを徹底し、価格変動期には複数の産地やブランドを組み合わせるなど、柔軟な対応が求められます。

英国・大手紅茶工場でのストライキが示すもの

英国では、ある大手紅茶ブランドの工場で労働者によるストライキが続いています。これは現地の労働環境や賃金問題が背景にありますが、サプライチェーン全体に影響を及ぼす可能性があります。

日本国内でも英国ブランドの紅茶は根強い人気があり、業務用としても安定した品質とブランド力で選ばれています。しかし、現地工場の稼働停止や物流の遅延が長引けば、納期や在庫の不安定化が懸念されます。

こうしたリスクを踏まえ、飲食店経営者の皆さまには、主要ブランドだけでなく複数の仕入れルートや産地を検討することをおすすめします。万が一の供給不安に備え、メニューの一部を国産茶や他国産紅茶に切り替えるなどの工夫も有効です。

お茶のグローバル動向を経営に活かすヒント

今回ご紹介したように、海外のお茶業界のニュースは、直接的・間接的に日本の飲食店経営にも影響を与えます。特に業務用お茶は、価格・品質・安定供給の3点が経営のカギとなります。

また、海外ニュースをスタッフで共有し、現場の意識向上や接客トークの幅を広げるのもおすすめです。「今話題のスリランカ紅茶です」と一言添えるだけで、お客様との会話も弾みます。

まとめ:お茶の世界は日々進化中

お茶のグローバルニュースは、単なる海外の話題にとどまらず、日本の飲食店経営や業務用お茶の選び方にも新たな視点をもたらしてくれます。これからも葉楽では、最新の動向を分かりやすくお届けし、皆さまの現場に役立つ情報を発信してまいります。

お茶の力で、店舗の魅力アップやお客様満足度向上につなげていきましょう。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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