イギリスで進む「ソバーサマー」現象──ノンアルコール飲料の急成長と飲食店へのヒント
皆さまこんにちは!お茶の葉楽(ようらく)です。
最近、イギリスの大手スーパーマーケットでノンアルコール飲料の売上が急増しているというニュースが話題になり、「ソバーサマー(Sober Summer)」というワードが話題になっています。「夏だけお酒をやめる」なんて軽い取り組みから始まったこのトレンド、今ではノンアルコール飲料市場全体を押し上げるほどの勢いを見せているようです。
飲食店を経営されている方々にとって、「ノンアルのニーズが増えてきている」と肌で感じることも増えているのではないでしょうか?今回は、そんな海外の動向から、業務用お茶やノンアルコール提案をどう活かしていくべきかを、葉楽の視点でお届けします!
ノンアルコール飲料が急成長中!市場の数字をチェック

イギリスの大手スーパーでは、2025年夏、ノンアルコール飲料の売上が大幅に伸びています。
- ノンアルコールスピリッツ:前年比85%増
- ノンアルコールビール:50%増
- オンラインでの「ノンアルコールドリンク」検索数:185%増
- 「ノンアルコールラガー」検索数に至ってはなんと756%増!
ここから読み取れるのは、もはやノンアルは一過性のトレンドではなく、ライフスタイルの選択肢として定着しつつあるということ。また、以前はノンアルコール飲料といえば数種類しか選択肢がありませんでしたが、今や多様な商品が並び、「味や体験を妥協しない」という価値観が主流になりつつあります。
つまり、飲食店としても「ノンアルをどう取り入れるか」が、差別化や集客に直結するポイントになり得るということです。
「ソバーキュリアス」──健康志向と社交性の両立

イギリスでは「ソバーキュリアス(Sober Curious)」という言葉が注目されています。これは「お酒を完全にやめる」のではなく、「その日の気分や体調に合わせて、飲まない選択をする」という柔軟な考え方。実際に飲み会や外食の場でも、ノンアルコール飲料を選ぶ人が増えています。この考えは特に20〜30代の若年層で広がっており、健康意識の高まりや、ウェルビーイングの重要性の浸透も後押ししています。
この流れは日本の飲食店にも大きなヒントを与えてくれます。たとえば、お茶やハーブティーを使ったノンアルコールカクテル、産地やブレンドにこだわった冷茶の提案など、健康志向と「ちょっと特別な体験」を両立できるメニュー開発が求められています。
飲食店で活かすノンアルコール提案──お茶の新たな可能性

ノンアルコール飲料の選択肢が増える中で、業務用お茶の活用幅もますます広がっています。特に、食事との相性や見た目の美しさ、ストーリー性を打ち出すことで、お客様の満足度やリピート率アップにつなげることができます。
- 季節限定の冷茶カクテルやティーフライトの提供
- ノンアルコールスピリッツとお茶のペアリング
- 健康志向デザートとの組み合わせ提案
- 店頭POPやメニューで「お茶のストーリー」を訴求
こうした工夫で、「お酒を飲まないお客様」だけでなく、幅広い層に新しい体験を届けられるはずです。
ノンアルは特別な日のために──“飲まない選択”を楽しみに変える

イギリスの事例は、今後、日本でも確実に「ノンアルコール×健康志向×体験価値」の流れが強まることを示唆しています。そこで 味・香り・文化的な深みのすべてを備えた素材であるお茶は、まさにその中心に立てる存在だと私たちは考えています。
飲食店の皆さまも、お茶を活用したノンアルコール提案で、これからの集客や売上アップを目指してみてはいかがでしょうか。
お酒を飲まない日を、「なんとなくの日」ではなく、「ちょっと特別な日」に変える──そんなお茶の力を、ぜひ現場で活かしてみてください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
