アイスティーの淹れ方①〜オンザロックス方式で手軽に美味しく!
皆さまこんにちは!お茶の葉楽(ようらく)です。
暑い季節が近づくと、冷たいお茶の需要がぐっと高まりますよね。特に飲食店では、アイスティーの提供が定番となっていますが、「どうやって美味しいアイスティーを手軽に作ればいいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、基本中の基本でありながら、プロの現場でも活躍するオンザロックス方式によるアイスティーの淹れ方をご紹介します。作りたてが一番美味しいこの方法、ぜひお店やご家庭で活用してみてください!
オンザロックス方式とは?
オンザロックス方式とは、熱く淹れたお茶を氷で一気に冷やしてアイスティーにする方法です。お酒の「ロック」と同じく、氷の上に直接注ぐことで、急冷しながら香りや味わいを閉じ込めるのが特徴です。飲食店の現場でも、オーダーが入ってから素早く提供できる点が大きなメリットです。
オンザロックス方式の基本手順
それでは、実際の手順を見ていきましょう。ポイントを押さえれば、誰でも簡単に美味しいアイスティーが作れます。
- グラスやピッチャーにたっぷりの氷を用意する
- 通常よりやや濃いめにお茶を淹れる(抽出時間や茶葉量を調整)
- 熱々のお茶を氷の上に一気に注ぐ
- 氷が溶けて適度に薄まり、ちょうど良い濃さになる
- すぐに提供することで、フレッシュな香りと味を楽しめる
この方法なら、作り置きせずともオーダーごとにフレッシュなアイスティーを提供できます。飲み頃は作りたて。時間が経つと香りや風味が落ちてしまうので、ぜひ出来立てを味わっていただきたいですね。

オンザロックス方式のメリットと注意点
この方式の最大の魅力は、急冷による香りの閉じ込めと、氷によるまろやかな口当たりです。特に、香り高い紅茶や緑茶では、その違いがはっきりと感じられます。また、作り置きの必要がなく、在庫管理やロス削減にもつながります。
ただし、氷が溶けることで味が薄まるため、最初にやや濃いめに抽出するのがコツ。また、氷はできるだけ大きめで透明度の高いものを使うと、見た目も美しく、ゆっくりと溶けて味のバランスが保てます。
飲食店での活用アイデア
オンザロックス方式は、カフェやレストランのドリンクメニューにぴったりです。たとえば、産地別の茶葉を使ったアイスティーの飲み比べセットや、季節限定のフルーツを加えたアレンジアイスティーなど、バリエーションも広がります。店頭POPで「作りたてアイスティー」の魅力を訴求すれば、お客様の満足度アップにもつながるでしょう。

まとめ:アイスティーは“作りたて”が一番!
オンザロックス方式は、シンプルながらもお茶本来の美味しさを最大限に引き出せる方法です。飲食店でもご家庭でも、ぜひこの手軽なテクニックを活用して、これからの季節を爽やかに乗り切りましょう。
お茶の葉楽では、今後も現場で役立つお茶の知識やアイデアを発信していきます。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
